男性中心医療からの脱却を『We learn』2026年2月号発刊!
2026.02.06 Fri
2月号の特集テーマは「性差医療―「性」と「ジェンダー」に公平な健康支援を」です。
【編集後記より】
…………「健康」や「医療」をジェンダー視点から捉えたいと企画しました。キーワードは「性差医療」。日本に性差医学・医療を根付かせるべく邁進されてきた天野惠子さんの「巻頭言」では、拓いてこられた道のりに思いを馳せました。「このひと」皆川友香さんのお話からは、「健康」にはジェンダー規範をはじめとした社会的要因が影響していることも知り、個人と社会はつながっていることもあらためて実感しました…………
【研究レポート】
「患者中心の医療を支える不可欠な視点は性差医療に」として、森崎菜穂さん(国立成育医療研究センター社会医学研究部部長)にご寄稿いただきました。
【連載2本は…】
■渡邉愛里さんの<法制度をジェンダーでみる>
第10 回 はSOGI をめぐる法制度
…………思いやりや配慮、心がけなどを基調とする人権アプローチは不十分であると述べています。「人それぞれなのだから自由にすればよい」という一見すると寛容な姿勢も、構造的に生じている不利益や排除を他者化し、見えにくくする危うさをはらんでいるのではないでしょうか…………
■藤本由香里さんの<Gender×マンガ>
第10回 は『深夜のダメ恋図鑑』を取り上げました。
詳しくは、本誌をご覧ください。
2月号目次はこちら
https://www.jawe2011.jp/welearn/7084
【巻頭言は天野惠子さんの「性差医療が拓いてきた女性の健康」】
こちらからお読みいただけます。
https://www.jawe2011.jp/CMS/wp-content/uploads/2026/01/ea5f2d5b31f58a0bf8947460db7b0fe4.pdf
【アーヤ藍さんの社会を旅するシネマは『コール・ジェーン―女性たちの秘密の電話―』】
こちらからお読みいただけます。
https://www.jawe2011.jp/CMS/wp-content/uploads/2026/01/1c0dcb133b363a34f18416e27fd06f7c.pdf
■単品やPDF版でもご購読可能です(385円/冊)。
pdf販売
https://jawe.stores.jp/items/697af190f55a3017360a6a11
バックナンバー
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カテゴリー:マイアクション / 女たちの雑誌
嶋守さやか・著『訪問看護師ものがたり:ご在宅の力』 ◆嶋守さやか 桜花学園大学教育保育学部教授
2026.02.05 Thu
訪問看護師による「生ききる人」の語りの現象学的質的研究
訪問看護師に「よい訪問看護とは何か」とたずねたら、何が、どのように語られるのでしょうか。6人の訪問看護師へのインタビューをもとにした本書は、「人として生ききる」ことを最期まで諦めない人々に「沿う」ことで生まれた訪問看護師の語りです。テーマはズバリ、「よい訪問看護とは何か」。この問いに答えるのは、東京山谷地域やその近郊の訪問看護ステーションに長年勤める管理者や、著者が住む地域にある看護大学の教授、訪問看護師の方々です。
本書に登場する看護師たちは「訪問看護こそが看護の原点」と語りながらも、「よい訪問看護とは何か」を日々問い続けています。家で最期まで「生ききる」人に向き合う訪問看護師たちの姿勢は、「利他」のありようそのものです。「利他」を訪問看護から照らしてみれば、生ききろうとするその人が持っている力を引き出し、生きることの主体性を喚起する実践が見えてきます。病を抱えながらも生ききろうとする人たちと人として対話をすることで、感覚と経験に照らしてそのつど判断をくりかえしながら、視覚的、聴覚的、触覚的にあらわれる「いのち」を専門的に看護する。訪問看護師も「生ききる」人も一人ひとり違うからこそ、「よい訪問看護」についての「ものがたり」は、よい訪問看護を志す訪問看護師の「違い」に応じていくつも紡がれていくのです。
近年、訪問看護では「やりがいや満足感を感じられることが職務定着の要因となっている」とする研究が蓄積されつつあります。本書で語られる六人六様の「ものがたり」を読むことで、訪問看護師という仕事と心意気のリアリティを感じとっていただけることを心から願っています。
【刊行記念「だから『逝かない』ってば」のご案内】
本書刊行を記念して、『逝かないからだ』の著者川口有美子さんとの対談イベントが開催されます。
・2/19(木)19~21:00
・隣町珈琲(03-6451-3943)
・詳細はこちらからどうぞ↓
https://tonarimachicafe.jp/contents/cn1/2026-0219.html
◆書誌データ
書名:訪問看護師ものがたり:ご在宅の力
著者:嶋守さやか
頁数:220頁
刊行日:2025/11/25
出版社名:新評論
定価:2,200円(税込)
訪問看護師ものがたり: ご在宅の力著者:嶋守さやか新評論( 2025/11/27 )アマゾンで買う
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カテゴリー:著者・編集者からの紹介
2月2日より、緊急避妊薬の薬局販売が開始 ◆緊急避妊薬を薬局でプロジェクト
2026.02.05 Thu
WAN理事のひとり、福田和子です。
2026年2月2日より、緊急避妊薬の薬局販売が始まりました。2016年に留学先のスウェーデンでアフターピルを薬局で見つけて衝撃を受けたあの日から、10年の歳月が流れてしまいました。
帰国後の2018年に染矢明日香さん、遠見才希子さんと共に本格的に活動をはじめ、 『緊急避妊薬を薬局でプロジェクト』を立ち上げ。以降、18万筆を超える署名をはじめ、本当に多くの方が共に声を上げて下さいました。一人一人の声の力の賜物だと、実感しております。一方、面前服用や価格、地域格差等、課題は残り、これからも声を上げ続けたいです。以下、署名頂いた方へのご報告、御礼を転載させて頂きます。
緊急避妊薬、薬局で手に入るようになったよ!それは当然の権利だよ!そう、たくさんの人に伝える仲間になっていただけましたら幸いです。引き続きよろしくお願い致します!
アフターピル(緊急避妊薬)を必要とするすべての女性に届けたい!より転載します。====================026/02/02
いつもあたたかいご支援をありがとうございます。
緊急避妊薬のアクセス改善を求める署名キャンペーンにご賛同くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
本日より、緊急避妊薬が処方箋なしに、薬局で購入できる制度が日本でもスタートします。
長年にわたり、多くの当事者や市民、医療者の声が積み重ねられてきた中で、皆さまからお寄せいただいた18万筆を超える署名と応援の声が、制度を前に進める大きな力となりました。本当にありがとうございました。
緊急避妊薬の薬局販売承認までの経緯や課題を、緊急避妊薬を薬局でプロジェクト共同代表の染矢、福田よりそれぞれ記事も執筆していますので、ご覧いただけますと幸いです。
緊急避妊薬 薬局販売へ──市民の声が動かした一歩と残る課題(Yahoo!ニュース 染矢明日香)
大学生のときの衝撃から10年。「緊急避妊薬を薬局で買える」実現までの長すぎた道のり(FRaU web 福田和子)
北海道は札幌で買えない…!?「緊急避妊薬を薬局で買える」実現後も山積みの「問題点」(FRaU web 福田和子)
今回始まった薬局販売では、
・研修を受けた薬剤師が在籍する薬局でのみ販売されること
・薬剤師の説明を受けたうえで、面前で服用すること(購入できるのは本人のみで代理での購入や、予め買っておくことなどは不可)
・年齢制限や保護者同意は設けられていないこと
などの条件が付されています。
販売可能な店舗は、厚労省のサイト、また第一三共ヘルスケア「ノルレボ」のブランドサイトでも確認可能です。
一方で、販売価格は約7,500円と高額であること、取り扱い薬局数に地域差があること、国際的な基準にはない「面前服用」が義務付けられていることなど、実際のアクセスという点では、まだ多くの課題が残されています。
今回の薬局販売はゴールではなく、スタートです。
必要なときに、誰もが安心して、ためらうことなく緊急避妊薬にアクセスできる環境を実現するためには、価格の引き下げや公的補助、薬局数の拡大、そして制度の見直しが引き続き必要です。
これまで声を上げ、ともに歩んでくださった皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。また、このような販売開始や課題についても、多くの方に届けるためにシェアいただけますと大変心強く思います。
今後も、当事者の声と科学的根拠に基づき、よりよい制度の実現に向けて取り組んでまいります。引き続き見守り、支えていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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カテゴリー:マイアクション / ニュース
ジェンダー政策アンケートいろいろ #2026衆院選
2026.02.04 Wed
https://caresociety.net/より
◯【介護保険 政党アンケート】
◆ケア社会をつくる会
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
NPO法人高齢社会をよくする女性の会
ケア社会をつくる会、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク、NPO法人高齢社会をよくする女性の会は、2月実施の衆議院選挙での投票行動の指針とするため、介護保険について、各政党に質問状を送りました。
自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、公明党、れいわ新選組、日本共産党、社会民主党、参政党、日本保守党、中道改革連合に公開質問状をメールと速達で送付済みで、1月26日(月)回答締め切りです。
ケア社会をつくる会 サイト: https://caresociety.net/
NPO法人高齢社会をよくする女性の会(WABAS)サイト: https://wabas.jp/index.html==============================================https://afer-fem.org/から画像を加工◆全国フェミニスト議員連盟
2026年衆議院議員選挙での全国フェミニスト議員連盟から各政党へ向けた公開質問への回答結果を掲載することを予定
https://afer-fem.org/==============================================https://www.marriageforall.jp/topics/6206/より◆公益社団法人Marriage For All Japan
結婚の自由をすべての人に (マリフォー)は、有権者の皆さんの投票の決定に役立つよう、同性婚(結婚の平等)に関する政策を、国政選挙ごとに「公開質問状」として、各政党に回答を依頼
https://www.marriageforall.jp/topics/6206/==============================================https://sites.google.com/view/renwec/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0 より◆国立女性教育会館をとりもどす市民ネットワーク(リ・ヌエック https://renwec.blogspot.com/)
本年3月末での国立女性教育会館(ヌエック)施設廃止の見直しを求めて活動
リ・ヌエック 第51回衆議院議員選挙候補者政策アンケート 回答結果
https://renwec.blogspot.com/
==============================================2026衆院選 WAN特集記事:
◯📣📣ジェンダー政策アンケート📣📣#2026衆院選 全国ネットワークのメンバーが各地で実施しています ‼️
https://wan.or.jp/article/show/12307
◯『2026衆院選 政党・候補者アンケート大集合 ☃️なんで真冬に突然解散 総選挙なんだ!? それでも候補者は政策で選ぶ!🗾』はhttps://wan.or.jp/article/show/12297
◯畠山澄子が問う 社会を変える争点はこれだ ~2026衆院選~ https://wan.or.jp/article/show/12322
公開オンライン番組。YouTubeで視聴できます
◯「近づく強権政治 私たちは高市政権に白紙委任しない!緊急オンライン集会」https://wan.or.jp/article/show/12320
2月8日まで公開中、オンライン緊急集会
◯#タグからも記事にアクセスできます
WANサイト上では2026衆院選の#タグ ジェンダー政策アンケート の#タグ から、投票行動に役立つ情報にアクセスできます。
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カテゴリー:私たちはジェンダー平等政策を求めます