エッセイ

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桃色事変@1人家族VOL8  久津輪

2010.10.10 Sun

 今年の夏は何かと落ち着きのない日々でありました。と、く、に、9月。

 一年以上も前に別れた恋人のことを未だに引きずっていて、えいやっと久しぶりに会ったら相手には新しく好きな人ができたことを知り、傷心・・・となっている最中、まさかの人物から突然電話でとても誠実な告白をされたり、一方でお互いに安心できてほくほくデートなんかしちゃってる男子(けど、「恋じゃない」ことになっている)がいたりと、もうこの先どーしましょ!な状態なのでした。

 齢、27。

 世間的にも身辺が浮き立つ時期なんですかねー。

 桃色事変、勃発でやんす。

 あるときは既婚者の切実な愚痴を一晩中聴いてはうなだれ、またあるときは新たなライフステージ(結婚)へ想いを募らせる。揺れる揺れる。

 結婚を意識し実行する決め手はなんやろなぁ。

 「恋焦がれていないけれど、一緒にいると安心する」と言い、困ったときは「お母さん」のような愛でやさしくしてくれるAさんと

「好きです」と潔く告白をしてきたBさん。

 私はちょっとAさんに恋をしていたけれど、どこからか「本気で好きになってはいけない」と警告が聞こえてくるし、Aさんからもそう言われました。だから私は将来のことをすべて保留にして「今ある」蜜月をときどき享受するだけにしました。(あの、Aさんは独身です。一応補足。)

 で、Bさん。昨年とあるプロジェクトでいろいろとお世話になった人。業界というか立場が違いすぎて、恋愛的にアリかナシかを不問にし続けていたが為に急に告白されても、反応に困ってしまう!でもでも、少なくとも告白されて嫌じゃないし、むしろ嬉しかった!みたいな状況。そして関東人。(私は関西人)遠いわ・・・。

 突然目の前に現れた岐路にもやもやもやもや。

  一方、かのXさんに感じた胸のときめきと幸福感のような盛り上がりを感じなくて、2人ともに対して首をひねってみたりする始末。

  そんな最中考えているのは「嫁入り」のコト。

 気持ち的に結婚より、嫁入りという響きの方が現実味を帯びているように感じちゃうのってどうよ?!と自分につっこみながら、つらつら考えてしまいます。

  もし、Bさんと恋愛し結婚となれば、私がBさんの住む土地へ行かねばならないでしょう。(仕事の内容的に、私が譲らざるをえない)

 そして、今はBさんに気持ちが傾きつつあるのです。

  <既婚者の切実な愚痴>には少なからず<嫁という立場>が関係していた事から目をそらすことはできないですし。

  そりゃあ、かつての「●●家に嫁ぐ」ってほどの問題じゃないですよ。そこまでは感じていません。でも結婚って、なんだかんだ嫁に「入る」のだという覚悟がいるよねーって感じるのですよ。この人が好きだから結婚します(はぁと)なんて無邪気な事では済まされないでしょう?

 それにしても、こんなところで「嫁入り」だなんて爆弾発言かしら、と実はドキドキ;

  一連の桃色事変を40~50代の女性に相談すると、みなさん口を揃えて「いいわね~!楽しいわねー♪」とおっしゃいます。

  こっちは変に思い詰めて、若干服のサイズが変わるほど痩せたんですけどね!

  でも、結婚と仕事と出産と子育てと親との関係(介護)云々、いろいろお話聞かせてもらって感謝しています。

  そして、「夫以外に今でも忘れられない好きな人はいますか?」というぶしつけなアンケートまでとらせてもらっちゃって。えへへ。

 結果は

 YES!

 と答える人多し。

あと、「惚れられるのがいい。まぁ自分が好きと思えやな(結婚は)無理やけどね。でもやっぱり、惚れられるのがいいよ!(←念押し)」とのご意見も複数ありました。

世代が違うので結婚相手に求めるもの、感覚にズレもありますが、共通の悩みもあるもんですね。

  もはや適齢期中の適齢期。

  どうしましょうね。

 追伸:私よりもっともっと好意のベクトルが複雑に絡まりあった強者の存在を友人から知らされて、みんな結構ぐっちゃぐっちゃやなぁと感慨に耽った秋の夜長であります。

カテゴリー:@1人家族

タグ:恋愛 / 久津輪