エッセイ
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連続エッセイ
おひとり様暮らし..
「おひとり様暮らし事始め~サ高住に住んでみた4年間~」<第2/3回> ◆木下伸子
2024.09.08 Sun
第2章 2~3年目 ~暮らしてみたらこんなことが~ 住み始めて期間が経つと、いろいろな気になることも出てきた。そんな事例をいくつか。 *認知症を発症したら・・・ Aさんは90歳、とても上品で、かわいらしい人だ。同じ階に入居された
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連続エッセイ
潮目を生きる
2024.09.07 Sat
6月末には珠洲(すず)市の寺家(じけ)地区も訪れた。計画どおりなら原発の炉心ができていたはずの場所は、どのような状況かと気になっていた。 かつては潮の引く時間帯に岩がすこし顔をだすくらいだった海岸に、いまではたくさんの岩が見える。海底は
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連続エッセイ
潮目を生きる
2024.09.02 Mon
台風10号とその影響による被害が各地でつづく報に胸が痛い。この台風はコースもペースも風変わりだが、これからこうしたケースが増える見通しとも聞く。気候の変動によるのだろうか。いまはまず、どちら様もどうぞご無事で。祈る思いで、そう願う。 さ
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
「郵便料金が変わります」は無責任です(やはり気になることば・103) 遠藤織枝
2024.09.01 Sun
葉書と同じくらいのサイズのこんな紙が、お宅のポストに入っていませんでしたか。 わたしは見るなり、ナニコレ?と思いました。そして無性に腹が立ちました。怪しからんと思いました。「郵便料金が変わります」って変じゃないですか。「お天気が変わる
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連続エッセイ
おひとり様暮らし..
「おひとり様暮らし事始め~サ高住に住んでみた4年間~」<第1/3回> ◆木下伸子
2024.08.31 Sat
プロローグ 息子が父親を亡くしたの中学2年の時だった。私たち夫婦は共働きだったので、生後間もなくから彼は祖父母(私の両親)に育ててもらってきたのだが、父親の没後、その祖父母が相ついで倒れた。彼は、高校生の時から大学を卒業して就職するまで
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
【連載】個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治(番外編&Hanakoさん記事「フェミニズムを知ったからこその苦悩とどう向き合う?モヤる気持ちの対処法」ほか) 荒木菜穂
2024.08.22 Thu
勝手に連載!の「個人的なフェミニズム」ですが、今回は夏休み(?)、ということで、まあ読んでる人はそんないはらへんでしょうけど、すみません。 そのかわりと言ってはなんですが、先日WEB版Hanakoさんでインタビューいただき(ありがとうござい
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旅は道草
連続エッセイ
2024.08.20 Tue
今年の夏は、とびきり暑い。8月8日~10日まで、酷暑の京都から逃れて娘と中2の孫娘といっしょに軽井沢へ避暑に行く。軽井沢は日差しが強くても風が吹き抜けると、なんとも気持ちいい。去年、行けなかったところをめざして、森と水辺をあちこち散策して
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ブログ
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2024.08.07 Wed
https://wan.or.jp/article/show/10902 2023年11月3日 星期五 目前中国正掀起一股“上野热”。我已经有7本书在中国被翻译,并且每本书都成为了畅销书。特别是去年9月出版的与铃木凉美女士的往返
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ブログ
a-中文繁体字
2024.08.07 Wed
https://wan.or.jp/article/show/10902 2023年11月3日 星期五 目前中國正掀起一股「上野熱」。我已經有7本書在中國被翻譯,並且每本書都成為了暢銷書。特別是去年9月出版的與鈴木涼美女士的往返
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
大きな国オーストラリアちょっと見の報告(やはり気になることば・102)遠藤織枝
2024.08.01 Thu
社会言語学会がオーストラリアで開かれます、一緒に行きませんかと、ロンドンの知人に誘われました。まだオーストラリアには行ったことがないので、いい機会だと思って出かけました。西海岸の町パースと首都キャンベラの二都巡りです。 とにかく大きい
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連続エッセイ
抗う少女・小説家..
<抗う少女・小説家> ➅ 偽り続けた小説家 モンゴメリ 木村 民子
2024.07.30 Tue
「この本を書くのは出版社と読者を満足させるためで、わたし自身が満足するためではありません」 『モンゴメリ書簡集Ⅰ』より この本とは赤毛のアンシリーズの3冊目『アン』ブックスのことです。作
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
【連載】個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治⑫その昔考えてた、「わたしと恋愛、結婚」 荒木菜穂
2024.07.27 Sat
※お知らせ 8月17日(2024)にクレオ大阪西さんのオンラインイベント「女のモヤモヤ解消!~ここちよい人間関係の育て方~」でお話しさせていただきます。よろしければぜひ!詳細はこちらから。 こないだ昔のニューズレターに掲載したネタの焼
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旅は道草
わたしのイチオシ
連続エッセイ
「戦争まで」と、これからの日本の行く道(旅は道草・174)やぎ みね
2024.07.20 Sat
毎日新聞「今週の本棚」で加藤陽子さんの書評を、いつも楽しみにしている。近くの書店で見つけた加藤陽子著『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社、2016年)を読む。「紀伊國屋じんぶん大賞」(2017)受賞。もう7刷だ。 ジ
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特派員
登録団体外
集会・イベントレ..
連続エッセイ
六甲ウィメンズハ..
全国初の40室「六甲ウィメンズハウス」2024年6月オープン! 大田季子
2024.07.20 Sat
困難を抱える女性や母子に特化した「住まい」を提供し、「自立支援」を行う拠点「六甲ウィメンズハウス」(地域での名称は「ミモザハウス」)が2024年6月、神戸市灘区に完成し、8日と9日にオープニングセレモニーが開かれた。 セレモニーで挨拶したN
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シリーズ
西川祐子さん追悼..
2024.07.16 Tue
祐子先生が亡くなられた。漱石の『こころ』の冒頭に、「その人を常に先生と呼んでいた」「その方が私にとって自然だから」という箇所が出てくるが、祐子先生も私にはそういう存在だった。 そのうち京都へ出かけてまたお目にかかりたいと願っていたが、すでに
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
インドの少女人身売買の事実をご存じですか(やはり気になることば・101)遠藤織枝
2024.07.01 Mon
4月中旬、昔の教え子Kから突然mailが来ました。mailによると、彼は今インドの西部のプネというところで、日本語教育に従事しているが、妻の関係しているNPOラリグラス・ジャパンの講演会が日本で開かれるから参加してほしいという呼びかけでし
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シリーズ
惜別
西川祐子さん追悼..
【特集 西川祐子さんを偲ぶ】西川祐子さん追悼文 ジョルダン・サンド
2024.06.30 Sun
私は、近代日本の中流住宅に関する博論研究をしていた際に、『日本女性生活史』第4巻(1990年)に掲載された論文を読んで、西川祐子さんの研究に初めて出会いました。この論文は、文学作品や民俗学、工場住宅の調査報告や間取り図の例など、幅広い資料と
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シリーズ
惜別
西川祐子さん追悼..
【特集 西川祐子さんを偲ぶ】哀悼 荒井とみよ(2024・6・30)
2024.06.30 Sun
西川祐子さんが倒れたという知らせは去年の十月だった。そのときから今日の日が来ることは予測していたはずだが、ほんとうにいなくなったということにやはり愕然とするものがある。 祐子さんと出合ったのは二〇歳のときだからもう六五年である。「日本小説を
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シリーズ
惜別
西川祐子さん追悼..
2024.06.29 Sat
突然舞い込んできた西川祐子さんの訃報を受けとめきれない。気持ちがざわついたまま落ち着かない。 大学院を出てから最初の就職先となった京都文教大学で、私は祐子さんに出会うことができた。京都に誰も知り合いがいないと心細がる私に、上野千鶴子さんは「
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惜別
西川祐子さん追悼..
2024.06.28 Fri
祐子さん。 そう言ってみるとあなたの不在が身に沁みる。 このひとがいなくなったら...と想像するだけで胸がしめつけられるような気がする...祐子さんは、わたしにとって、そんなひとのひとりだった。 ここ数年、外にお誘いしても、出るのが難しいと