シネマラウンジ

映画と女性と社会をつなぎます。フェミニズム、ジェンダーを視野に入れつつ、映画をとおして世界の女性の多様な生の現実にふれ、ともに語りあえるような交流の場をめざしています。新作映画評、エッセイ、対談・座談会、女性監督の言葉など、映画とさまざまに関わる女性たちの〈声〉をお届けします。

映画を語る

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第6回シニア女性映画祭のご案内  2017シニア女性映画祭・大阪

2017.10.06 Fri

 ようやく秋らしくなりましたが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。  今年も「波をつくる女たち」シスターウエイブスは、シニア女性映画祭を11 月11日(土)12日(日)に開催いたします。ぜひおでかけいただきたく、ご案内 いたします。  今年のテーマは「今日を生きる」です。女たちがおかれた状況の中で、それぞれの人生を生きる姿は、どれも

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カテゴリー:イベント

『ドリーム』宇宙開発を支えたアフリカ系アメリカ人女性数学者たち 川口恵子

2017.09.24 Sun

宇宙に向かって飛び立つロケットの映像が人類の〈夢〉の象徴だったようなイノセントな時代があったんだな・・・冒頭、1957年のソ連による人工衛星スプートニク1号打ち上げ映像を見た時、ふと胸がしめつけられるような思いにかられた。宇宙開発=軍事利用という図式に慣れた、夢なき時代を生きる私たちの目の前に、しかし、本作は、限りなく淡い口あたりの良さで

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カテゴリー:新作映画評・エッセイ / 映画を語る

『赤線地帯』 この呼び名を知らない人ばかりになっていく社会へ  中村奈津子

2017.09.12 Tue

戦後混乱期の1946年、GHQは日本に対し「公娼は民主主義の概念に反する」として、長年続いたその制度の廃止をせまった。しかし、私娼は野放しにされ、旧遊郭も「特殊飲食店」として警察の特別取締りのもとで再開された。その特殊飲食店街(「特飲街」ともいう)が、警察の取締地図上に赤い線で囲まれていたことから「赤線」と呼ばれるようになる。そののち日本

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カテゴリー:DVD紹介

映画観たまんま #11 米軍(アメリカ)が最も恐れた男  その名は、カメジロー

2017.08.29 Tue

監督も知らない、役者も知らない。   ひと足先に試写会で、観て感じたまんまをいけしゃぁしゃぁと映画評。    筆/さそ りさ  ========================== あまりにも沖縄について知らなさすぎた。 米軍支配と闘った、否、いまも闘っている人たちの強固な意志。 彼らに対する差別と抑圧の歴史。 そして、瀬長亀

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山上千恵子監督特集3:山川菊栄の思想と活動『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』 今を生きる女性(姉妹)たちへ  中村奈津子

2017.08.11 Fri

山川菊栄、という人を知らなくても、名前も聞いたことがない、という方は少ないだろう。教科書風に言ってしまえば、明治から大正・昭和にかけて、市川房枝、与謝野晶子、平塚らいてうらと同じ時代を生き、女たちを生きづらくしていた社会の壁に立ちむかった女性の一人である。 映画『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』は、山川菊栄さん(1890年11月3日‐1

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カテゴリー:DVD紹介