シネマラウンジ

映画と女性と社会をつなぎます。フェミニズム、ジェンダーを視野に入れつつ、映画をとおして世界の女性の多様な生の現実にふれ、ともに語りあえるような交流の場をめざしています。新作映画評、エッセイ、対談・座談会、女性監督の言葉など、映画とさまざまに関わる女性たちの〈声〉をお届けします。

映画を語る

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「善良な女性」は「赦す」もの?|『カラーパープル』(2024)

2024.10.10 Thu

※作品の内容に対する記述があります。 ※作中には性暴力の描写があります。ご注意ください。 雑誌「世界」で連載中の、小川公代先生による「〈小さな物語〉の復興 「フランケンシュタイン」をよむ」がとっても面白く、毎号楽しみに読んでいて、そのなかでこの『カラーパープル』について言及されていたので見てみた。 アリス・ウォーカーの同名小

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カテゴリー:マイアクション / 映画を語る

『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』シネスイッチ銀座にて10月12日(土) 18:50の回上映後に上野千鶴子氏、松本路子監督によるトークイベントの開催が決定!

2024.10.03 Thu

『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』 写真家 松本路子がニキ・ド・サンファル作品を訪ねて 世界を旅する至福のドキュメンタリー シネスイッチ銀座ほか全国上映中! 【公式サイト】 https://nikifilm-project.com/ 【予告編】 https://youtu.be/L4drIzx9kLU 本作の劇場公開を

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カテゴリー:集会・イベントレポート

写真家・松本路子が初めて挑んだ映画『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』9月25日(水)より東京都写真美術館ホール、9月27日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

2024.09.20 Fri

『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』 写真家 松本路子がニキ・ド・サンファル作品を訪ねて 世界を旅する至福のドキュメンタリー 9月25日(水)より東京都写真美術館ホール、9月27日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開! 【公式サイト】 https://nikifilm-project.com/ 【予告編】 https

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あの頃の自分に会いに|『はちどり』

2024.09.18 Wed

※作品の内容に対する記述があります あらすじ ↓ 94年、空前の経済成長を迎えた韓国。14歳の少女ウニは、両親や姉兄とソウルの集合団地で暮らしている。学校になじめない彼女は、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女子とデートをしたりして過ごしていた。小さな餅屋を切り盛りする両親は、子どもたちの心の動きと向き合う余裕がなく

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カテゴリー:マイアクション / 新作映画評・エッセイ / 映画を語る

【クラウドファンディング】浜野佐知監督の新作『金子文子ー何が私をこうさせたか』

2024.08.30 Fri

1971年に監督デビューし、300本超の映画を監督・制作してきた浜野佐知さんが、大正時代に大逆罪で死刑判決を受けた虚無主義者(後に無政府主義者)金子文子の最後の闘いを映画化します。24年9月末クランクイン、25年5月完成予定です。 クラウドファンディングのページはこちら

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多様な声を消そうとする力と戦うために|『インサイド・ヘッド2』

2024.08.24 Sat

※作品の内容に関する記述があります 2015年に公開された『インサイド・ヘッド』の続編となる今作だが、前作を見ていなくても十分に楽しめる作品だ。 まず、この作品が面白いのは、「主人公の物語」と「主人公の脳内の物語」が同時に進行することである。主人公の脳内の物語は、ヨロコビ(喜)、カナシミ(哀)、イカリ(怒)、ムカムカ(不快)、ビ

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カテゴリー:マイアクション / 新作映画評・エッセイ

告発の表と裏─映画がすくいあげるもの|『アシスタント』  松村ひらり

2024.08.07 Wed

※ 作品の内容に関する記述があります 2023年初め、『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(2022)という映画が公開された。これは、ハリウッドの有名プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行を告発した、ジョディ・カンターとミーガン・トゥーイという2人の女性ジャーナリストの回顧録を元にした

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