2011.01.09 Sun
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おしゃれな表紙。柔らかな語り口。すぅーっと引き込まれていって、いつのまにか、心は1920~1930年代のベルリンへ。
それは「女の子」たちが自分の見たもの・感じたものを自ら描き始めた時代。それは、遠い時代の遠い国の話であるはずなのに、その彼女たちの作品の中に、なぜか現代を生きる自分にそっくりな誰かを見つけてしまったりするのが面白い。
気軽に手にとれるコンパクトサイズの本だけれど、実はしっかり、モダンガール論入門になっている。ドイツ女性文学入門、でもある。さらに、女にとって「若さ」とは何か? という、ドキッとするような隠しテーマも用意されている。
忘れられた女性作家たちの作品世界を垣間見るのは、何より楽しい体験だ。(目次の後ろに付いている)ベルリンの地図をなぞって「女の子」たちの物語に思いを馳せれば、時空を超えて旅しているような気分になれる。(yoko)
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