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トランスジェンダー映画祭2024春

イベントURL: https://tff2024spring.peatix.com/
主催者: トランスジェンダー映画祭
主催者URL; https://tff2024spring.peatix.com/
開始日時: 2024年03月29日 (金) 14時00分
終了日時: 2024年04月01日 (月) 16時00分
会場: オンライン
会場URL:
連絡先: transgenderfilmfestival@gmail.com 
登録団体:
パンフレット:
詳細: 映画を通じてトランスジェンダーのリアルな経験に触れたり、私たちの社会について考えてみませんか。

トランスジェンダー映画祭は年に数回、オンラインで開催されています。毎年3月31日の「トランスジェンダー可視化の日」にあわせて、2024年春も開催します。今回はトランスコミュニティを描いた4作品(うち1作品は短編アニメーション)をお届けします。

⑴ 映画「最も危険な年」

トランスジェンダーの人口は1%未満。数が少ないためトランスジェンダーの存在は想像で語られやすく、偏見や不安が意図的に煽られることもある。2016年米国ワシントンでは、トランスジェンダーのトイレ利用を制限する法案が議論されていた。「トランスジェンダーは出生時の性別のトイレを使うべきだ」。トランスジェンダーについて知らない人たちを巻き込んで、当事者の権利を制限する主張が繰り広げられていく。それに対し、トランスジェンダーの子を持つ親たちが立ち上がる。差別と戦う武器は、自分たちのありのままの物語を語ること。現在日本でも広まりつつあるトランスヘイトの問題を考える上で、必見のドキュメンタリー作品

原題:The Most Dangerous Year  邦題:最も危険な年
監督:Vlada Knowlton 
時間:90分 2018年 米国にて製作
音声:英語 字幕:日本語

⑵ 映画「Major(メジャーさん)!」

メジャーさんは、70代後半になった今でも、投獄されたトランスジェンダーたちに手紙を書き続ける。彼女は1969年、アメリカのLGBT史を変えた「ストーンウォール」を経験し、現在も生き延びて活動をしている唯一の人とも言われる。有色人種のトランス女性たちの人生は過酷だ。家族から見放され、暴力にさらされ、路上で刑務所で、クソみたいな日々を送る。そんなな見放された人たちをメジャーさんは娘と呼ぶ。そして、数えきれないトランスたちが、メジャーさんをママと慕う。
そんなメジャーさんのたどった人生とは?トランスコミュニティの愛と闘いを描く、至極のドキュメンタリー作品。
予告編はこちらから

原題:Major! 邦題:メジャーさん!
監督:Annalise Ophelian 
時間:91分 2015年 米国にて製作
音声:英語 字幕:日本語

⑶ 短編アニメ「カパエマフの魔法石」&映画「アロハの心をうたい継ぐ者」
 2本セットで鑑賞いただけます。

短編アニメ「カパエマフの魔法石」
ワイキキビーチのパワースポット、4つの魔法石。この魔法石の歴史とは?太古ハワイ王国の言い伝えのお話。
原題:Kapaemahu 邦題:カパエマフと魔法の石
監督:Hinaleimoana Wong-Kalu, Dean Hamer, Joe Wilson
時間:8分 2020年 米国(ハワイ)にて製作
音声:ハワイ語 字幕:英語、日本語

映画「アロハの心をうたい継ぐ者」

太古ハワイ王国では、男性と女性、そして男性と女性の両方を持ち合わせるマフが、自然と調和し暮らしていた。しかし植民地支配によりハワイ文化は抑圧され、マフも抑圧や差別の対象となってしまう。現代のハワイでクムヒナ(ヒナ先生)は、マフとして、植民地支配で奪われたハワイ文化の心を若い世代に受け継いでいる。尊敬される先生、誇り高いハワイ人マフ、現代西洋社会を生きるトランス女性。そんなクムヒナの生きるハワイを描いたドキュメンタリー作品。

原題:Kumu Hina 邦題:アロハの心をうたい継ぐ者
監督 :ディーン・ハマー、ジョー・ウィルソン
音声:英語, ハワイ語, トンガ語   字幕:日本語
時間:77分  2014年米国(ハワイ)にて製作
ウェブサイト / Website http://kumuhina.com/


加えて、無料で視聴できる作品として、パレスチナにおける人権侵害とLGBTコミュニティのあり方について問う映画『これがピンクウォッシュ シアトルの闘い』を本映画祭としてご紹介します。