2012.08.02 Thu
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早川基子は34歳の信用金庫に勤めるOL。いまだ親許で暮らし、母親は相変わらず娘を子ども扱いし、基子も基子で、そんな母にぶつくさ文句を言いながらも依存し、家からも母からも離れられずにいる。
会社での基子は、後輩OLたちからは煙たがられ、男性上司は、寿退社せず、いつまでも会社を辞めない彼女を扱いかねている。そんな基子にとって、心を許した唯一の存在が、もうひとりの同期入社、馬場ちゃんこと、馬場万里子だ。こうして基子のかわりばえのない生活がずっと続くかに見えたある日、信金の金の3億円使い込みがばれた馬場ちゃんが突然姿を消した。そしてその日、ひょんなことから世代も職業も異なる女ばかりの住む賄い付きの下宿屋「ハピネス三茶」(*舞台は世田谷の三軒茶屋)に辿り着いたことがきっかけで、基子は、生まれて初めて親許を離れ、ゆっくりとひとり立ちの道を歩きはじめる。
この煮詰まった基子を演じるのは小林聡美、馬場ちゃんは小泉今日子、ハピネス三茶の住人たちは、大学時代からこの下宿屋に住む文化人類学の大学教授が浅丘ルリ子、売れないエロ漫画家がともさかりえ、下宿屋の大家で大学生の市川実日子、子離れできない基子の母親は白石加代子。これだけ聞いてもおもしろそうでしょ。
2003年にテレビ放映されたドラマだけれど、今見てもドキッとする台詞がたくさんある。母親と娘の葛藤も、かつても今も娘であることには変わらないわたしにはぐっと迫るものがある。その基子の「娘」らしさはたとえば彼女の着ているものにも表れている。とはいって笑いの要素も存分に詰まったこのドラマは、観た後、すがすがしい気持ちにしてくれる。
ところで夏と果物といえば「すいか」。あの赤い果肉に黒っぽい種のたくさん入ったすいかは、何となく昔の夏休みを思い出させる。ドラマ「すいか」とともに素敵な夏をあなたに!(lita)
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