みなさま、このサイト上で何度も呼びかけさせていただいた、社会医療法人・山紀会による訪問介護事業の閉鎖に対する署名にご協力くださり、本当にありがとうございました!お陰様で私の大事な友人たちが、からだを張って死守している訪問介護ステーションは、まだ存続しています。
全国の介護現場を支える仲間たちは、「介護現場を守る対政府交渉実行委」で毎年、財務・厚労省と交渉しています。今年、5年ぶりに参加が叶ったケアワーカーズユニオン山紀支部の中尾さんが、厚労省に署名を手渡しすことができました。

弾圧の渦中で闘っている組合員の志賀さん、中尾さんから、ご支援くださったみなさんへの感謝のメッセージが届いています。まだまだ弾圧は続いています。
西成(釜ヶ崎)のおっちゃん、おばちゃんたちのいのちと暮らしを支え、ともに生きている私のかけがえのない友人たちを引き続き、どうかご支援ください!

★志賀さんからのメッセージ
みなさん、たくさんの署名ありがとうございます。みなさんのおかけでなんとか組合潰しに負けずに介護現場で踏ん張れています。
10月29日「 山紀会は訪問介護閉鎖をやめろ!集会+デモ!!」をやりました。労働組合や市民が60名以上参加しました。集会は、私たちの組合拠点であるやまき介護すてーしょん前の公園で行い、デイサービスとグループホームの利用者がともに歌を歌い、「団結がんばろう!」と、声にしました。訪問介護の閉鎖について、多くの利用者が「潰さないで!」「困る!」と声にしていました。
また法人の本部や病院へデモを行い、署名を提出しました。この闘いは介護職員だけではなく、私たちのサービスを利用している当事者にとってもすごく重大な問題だと思いました。そして、利用者さんと職員が一緒に声をあげることに新たな可能性を感じました。

★中尾さんからのメッセージ
コロナ禍や人員不足から厚労省交渉に参加できたのは5年ぶりでした。職場のみんなが背中を押して参加させてくれました。交渉でいつも感じるのは、直接、厚労省や財務省の人たちに自分たちの現状や思いを伝えるのは本当に大切だということです。現場の状態を少しでも伝え分かってもらうことが必要だと思いました。
また、私たちの組合は、10年以上もの間、雇用主から弾圧を受けています。私たちの職場は、社会医療法人で、病院や介護事業をしており、私は訪問介護で勤務しています。その訪問介護を潰すと弾圧されています。
この弾圧を止めるため、3800人の署名が集まり、11月22日に厚労省へ提出することができました。私たちはたくさんの支援を受けて何とかがんばっています。
今回もたくさんの議員さんの力をお借りして交渉することができました。私たちを支えてくださる方たちに感謝しています。

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私も11月22日の財務・厚労省交渉に参加しましたが、厚労省の職員に対し、現場実態を訴える中尾さんの言葉には、涙がでそうになりました。
日本一高齢化率が高く、また元野宿者などのひとり暮らしが多い西成(釜ヶ崎)地区で、必死に利用者に向き合ってきた現場職員しか言えない真摯な訴えの迫力……。
大椿裕子議員が撮影し、Xに字幕付きでアップしてくれています。必見です。中尾さんの肉声をぜひ、みなさんに聴いて欲しいです。
以下のブログと大椿裕子議員のXをぜひ、ご覧ください!!    (白崎朝子)

■ケアワーカーズユニオン山紀支部のblog
https://ameblo.jp/yamakiunion/entry-12876182661.html

■大椿裕子議員のXより。西成の訪問介護の実態を訴える中尾さん
https://x.com/ohtsubakiyuko/status/1859885707776639240?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1859885707776639240%7Ctwgr%5E82f87eb7d95ed5b34772718061444d92c020b4f6%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fhiroba.matrix.jp%2Fyamaki%2F20241122-2%2F