
日本の女性にエールを
「頑張ってる姿、見えてるよ! 素晴らしいよ!」、「どうか焦らないで。大丈夫、一人じゃないよ」。
そんなメッセージからはじまる本書は、アメリカで研究者として働き、母親としても奮闘する著者二人が、日本人女性に向けてエールを贈る一冊です。
エンドレスな育児、キャリアへの葛藤をどう乗り越えたのか、母親としての経験談と科学的エビデンスに基づいて語ります。
以下、著者二人の言葉を抜粋します。
「システムの問題を、まさに今仕事に子育てにと頑張っている人たちに向けてはならないと思うのです。『誰それが悪い』ではなく、『そのシステムがおかしい』ということにみんなが気づき、その改善に向けて働きかけていくことが非常に重要です。女性、既婚者、妊娠している人、子育てをしている人が働きにくい環境は、男性、独身者、妊娠していない人、子育てをしていない人にとっても働きにくいはずなのです」
(ハーバード大学小児精神科医 内田 舞)
「『仕事も子育ても両方やりたい』と思っていた私が、実際に子どもを持ってわかったことは、『そのためには自分の価値観や考え方を180度変えなきゃいけない』ということ。
では、なにをどう変えたらいいのか?
『記憶のない時期』真っ最中、私の背中を押してくれたのは、偉大な先輩女性研究者のアドバイスと科学にもとづいたヒントでした」
(ボストン大学感染症疫学者 塩田 佳代子)
日本の女性たちは、結婚している人も独身の人も、子どもがいる人もいない人も、みんなそれぞれの状況で本当に頑張っています。その努力が周囲から正しく評価され、自分でも誇りに思えるようになってほしい。誰であっても自分らしい輝きを探求できるような社会になってほしいと、心から願っています――
そんな著者の願いが一人でも多くの人に伝わるよう、この本を届けていきたいと思います。
◆書誌データ
書名 :仕事をしながら母になる 「ひとりじゃないよ」心がラクになる思考のヒント
著者 :内田 舞 (著), 塩田 佳代子 (著), ReHacQ (著, 編集)
頁数 :248頁
刊行日:2025/02/04
出版社:KADOKAWA
定価 :1760円(税込)
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