WAN最終講義アーカイブに、以下の最終講義を加えました。
【最終講義をされた方】
三橋順子(みつはし じゅんこ)さん
【最終講義のタイトル】
明治大学文学部「ジェンダー論」最終講義「セクシュアル・マイノリティ論の新たな枠組み―「LGBT」を超えて―」
【最終講義日時】
2026年3月10日
【会場】
明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー
【退職年月日】
2026年3月31日
【専門分野】
ジェンダー&セクシュアリティの歴史学研究、とりわけ、性別越境(トランスジェンダー)の社会・文化史。及び、買売春(主に昭和戦後期)の歴史。
【プロフィール】
1955年、埼玉県秩父市生まれ。1995年頃から男性から女性への性別越境者(Trans-woman)の立場で講演・執筆活動を始め、2000年に中央大学文学部兼任講師(現代社会研究)に任用され、日本で最初のトランスジェンダーの大学教員となった。2005年にはお茶の水女子大学非常勤講師として専論講座としては日本初となる「トランスジェンダー論」の講義を担当した。その後、多摩大学、都留文科大学、群馬大学(医学部)、東京経済大学、明治大学、早稲田大学、関東学院大学などの非常勤講師、慶應義塾大学法学部招聘講師を歴任。
著書に『女装と日本人』(講談社現代新書、2008年)、『新宿「性なる街」の歴史地理』(朝日選書、2018年)、『歴史の中の多様な「性」―日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』(岩波書店、2022年)、『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』(辰巳出版、2023年)。
【最終講義の概要】
第1部では、「LGBT」という枠組みの限界を指摘し、「SOGIE」概念の再考(再興)を提唱する。
第2部では、アジアから「性」の枠組みを見直すべきことを提唱する。具体的には、男性「同性愛」概念の4類型化、それに関連して、イスラム社会で同性愛が厳禁とされていることの再検討、身体本質主義ではなく「なり」(gender expression)を重視したセクシュアリティのあり様について述べる。
<構成>
ご挨拶
第1部 「LGBT」という枠組みを見直す
1 「LGBT」という枠組みについて
2 「SOGIE」概念の再考(再興)
3 T(Transgender)の課題
第2部 アジアから「性」の枠組みを見直す
1 アジアから見直すべきもの
2 男性「同性愛」概念を見直す
3 イスラム社会では、同性愛は厳禁とされているが・・・
4 「女なり」の話 ―「性的指向(sexual orientation)」概念を見直す―
2026.04.19 Sun
カテゴリー:最終講義
タグ:LGBT









