2009.09.17 Thu
樋口恵子さん(女性と健康ネットワーク)、原ひろ子さん(日本女性監視機構)を加え、参加者19名にて、選択議定書要望書の批准に関するを新政権に提出しました。就任直後に新首相が、ニューヨークの国連総会で演説なさる際に、批准に向けての努力に言及していただきたいものです。
まず、入閣が決まっていた福島みずほ社民党党首は、「どのポジションになろうとも、みなさんの要望の実現のため頑張ります」と話され、大きな拍手が起こりました。次の予定の場所に向かわれたしばらく後に、「消費者・少子化・男女共同参画担当」という報道が流れました(夕刻の報道では、「食品担当」が加わっていました)。
次に民主党のネクスト大臣の神本みえ子議員、副大臣の西村ちなみ議員に、要望書を提出。9月16日の首班指名を前に、少しでも早く鳩山氏に、私たちの要望を伝えるべく、最大限努力することを約束してくださいました。
樋口恵子さんと原ひろ子さんからは、「男女共同参画」担当大臣の設置を要望、政策推進にNGO、NPOの参画を要請されたほか、臨時国会で予定される所信表明演説への強い期待が伝えられました。
このあと、全党・各議員を訪問し、選択議定書批准への、ご協力をお願いしました。
9月16日の『東京新聞』朝刊29面に、「女性差別撤廃へ議定書の批准を」とする記事が掲載されています。その中に樋口恵子さんの談話が掲載されていますので紹介します。
「少子化が止まらないのは、男性の労働時間が長く、女性が働きにくい状況が解消されていないことが根本原因。新政権は、男女平等を行き届かせてこそ少子化対策だ、と認識してほしい。」
以上短くて恐縮ですが、15日の報告とさせていただきます。みなさまからお寄せいただき、要望書に掲載した賛同団体数は215です。もう1団体口頭で加えさせていただきましたので合計216ということになります。恐縮ながら、〆切後にお知らせいただいたものについては、書類作成作業等の都合上、掲載がかないませんでしたので、ご了承くださいますようお願いいたします。
【その後】
16日には首班指名が行われ、ご存じの通り、閣僚人事も行われましたが、福島瑞穂社会民主党党首と、千葉景子参議院議員が入閣され、記者会見にて抱負を述べられました。その中で、福島大臣は、女性差別撤廃委員会から出された勧告についてふれ(選択議定書の批准も勧告の項目です)、千葉大臣は、選択議定書の批准について明確に発言しました。動画、テキストを、 それぞれ下でご覧いただけます。
[動画]
鳩山内閣閣僚記者会見「福島瑞穂大臣」@政府インターネットテレビ(9分30秒)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2755.html
鳩山内閣閣僚記者会見「千葉景子大臣」@政府インターネットテレビ(7分11秒)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2757.html
[テキスト]
千葉景子法相
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/elecnews/20090916AS3K1602B16092009.html
福島瑞穂消費者・少子化相
http://www.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/elecnews/20090916AS3K1602D16092009.html
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