2011.03.25 Fri
3月6日(日)落語口演会&ワークショップ「しかくい社会をまるくする、さんかく落語」を開催しました。
おはやしの音と共に登場した講師の千金亭値千金さん。
埼玉県鶴ヶ島市職員で、男女共同参画社会基本法制定の年に結婚され、結婚をきっかけに男女共同参画に関心を持ちはじめたと自己紹介をされました。
「ジェンダー」や「育児休業」を題材に落語を創作し、落語を通して男女共同参画を伝えていく活動をされています。
自己紹介のあとは、創作落語「じぇんだー・はらすめんと」を披露していただきました。
会社でのある出来事にたとえて、ジェンダー・ハラスメントを分かりやすく話していただきました。会場からは時折、笑いも聞こえました。
後半は5人一組のグループになり、ワークショップを行いました。
・こんなジェンダー・ハラスメントを受けた・した。そして私・相手はこう思った。
・ジェンダー・ハラスメントはなぜ起きる?どう対応する?どうすれば無くなる?
・川柳を作ってみよう「ジェンダー・ハラスメントで一句」
をテーマにグループで討議、情報交換をしました。
その後グループごとに発表、参加者のみなさんと意見を共有しました。
千金亭値千金さんは、「男だったら、女だったらから」の性別単位から、「わたしだったら、あなただったら」の個人単位に意識や考えを変えていってはどうかと提案されました。
最後に「大きく変わらないから男女共同参画はできない、やめたではなく、毎日薬を服用するみたいに少しずつでも変えていかなくては」としめくくられました。
値千金、価値ある時間を参加者と共有できました。(内藤志野)
カテゴリー:参画プラネット