2010.09.25 Sat
WANよみもの編集局では、<WAN的韓流>と題した特集を始めます。WANサイトで韓流特集って、少し不思議な感じがされる方もおられるでしょうか?実は、フェミニストの中にもヨンさまファンはいたりするんです。初めは「どこがいいの―?」と言っていた人が韓流ドラマにどっぷりはまったりしている事例を私はいくつも知っている・・・ジェンダーセンシティブな韓流に関してのエッセイを、お送りできたらな、と思っています。また、皆さまからのご投稿をお待ちしています。
というわけで、<WAN的韓流>。初回は、イベントの紹介から。
WANよみもの編集局が絶対の自信をもってお送りしております連続エッセイ<女たちの韓流>の執筆者である山下英愛さんの連続講演が人権SCOLA(大阪)にてこの秋始まります!皆様ぜひ聞きにきてくださいね。くわしくは、http://j-schola.net/?page_id=29をご覧ください。
ちなみに、扱うドラマは以下の通りです。
≪コース1≫1990年代のドラマにみる家族・社会・人間(全5回)
9/28(火)、10/5(火)、10/12(火)、10/19(火)、10/26(火) 19:00~21:00
1. 韓国社会とドラマの歴史(70年代~90年代)
2. 権力と暴力と女性:「初恋」(KBS1996)
3. 家族の秩序:「ずっと会いたい」(MBC1998)
4. 血筋と息子:「裸足の青春」(KBS1998)
5. 女性と貞操:「波濤」(SBS1999)
≪コース2≫2000年代のドラマと女性たちの生き方(全5回)
11/2(火)、11/9(火)、11/16(火)、11/30(火)、12/7(火) 19:00~21:00
- 韓流時代のドラマ概説(2000年代~)
- 働く女たちの葛藤:「彼女の家」(MBC2001)
- 戸主制を乗り越えて:「がんばれ!クムスン」(MBC2005)
- “運命”に立ち向かう女性:「憎くてももう一度」(KBS2009)
- 男性中心政治を変える:「善徳女王」(MBC2009)
<女たちの韓流>でも取り上げられたドラマもありますね。山下英愛さんの連続エッセイは下記から読めますので、ぜひどうぞ。