2010.11.25 Thu
日本のフェミニズムの歴史に刻むべきマイルストーンとなる書籍の刊行を記念し、世代を越えてシンポジウムを開催します。ご参加をおまちしています(以下は予定です。詳細決定次第、あらためてお知らせします)。
■日時:2011年1月30日(日)13時~
■会場:東京大学文学部1 大教室(法文2号館2階)
■内容
・第1部:完結にあたって
「日本のフェミニズム」を手渡すために 編者を代表して 井上輝子
アンソロジーの政治 上野千鶴子
・第2部:「日本のフェミニズム」を若い世代が読む
40代が読む 岡野八代(同志社大学)
30代が読む 熱田敬子(早稲田大学)
20代が読む 草野由貴(東京大学)
・第3部:15年後にアンソロジー改訂版をつくるとしたら?【3つの編集方針をめぐって】
日本語圏を超えて(言語ナショナリズム批判)
性別二元制はどこまで有効か(異性愛主義批判)
メディアの多様化とアンソロジーの可能性(活字メディアの限界)
・第4部:コメントに応えて
全巻完結を記念して、フェミニズムの継承をめざし協働プロジェクト「拡がるブックトーク」を実施します。この協働プロジェクトは、書籍に関わった関係者、女性政策の最前線で活躍するセンターの担い手や女性グループのメンバー、そして書籍からインターネットへと新たな展開を遂げようとしている活動家をつなぎ、2011年6月から約1年をかけ、全国各地で開催する予定です。「拡がるブックトーク」では、開催地が選択した書籍をもとに編者および関係者が参加し、インターネットを活用しつつ双方向性をもったシンポジウム・講演会を行います。
カテゴリー:WANの活動 / 日本のフェミニズム 再発見