2013.08.21 Wed
派遣労働の見直しを議論する厚生労働省の研究会が、派遣労働の拡大、業務別の制限撤廃を提言しています。
すなわち、「派遣労働者にずっと任せていい仕事を限っていた規制を緩め、どんな仕事でも企業がずっと派遣に任せられるようにする」(朝日新聞デジタル 8月20日より)、「企業が一つの業務に派遣労働者を使用できる期間を最長三年に制限する現行ルールを撤廃し、労働組合の同意を条件に人を入れ替えれば派遣を使い続けられるようにすべき」(東京新聞8月21日より)ということだそうです。
「世界で一番企業が活動しやすい国」を掲げる一方、働く人がますます正しく評価されることのなくなる、また人間らしい働き方ができにくくなるこの国。ワークライフバランス、同一価値労働同一賃金、ディーセントワークといったことも絵空事に思えます。
皆さまは今回のこの提言に関し、どのように感じられたでしょうか?
◆参考記事◆
派遣労働、拡大を提言 業務別の制限撤廃へ 厚労省報告(朝日新聞デジタル8月20日)
カテゴリー:ちょっとしたニュース
タグ:ワークライフ・バランス / 派遣労働 / 非正規雇用
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