エッセイ

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【視点論点】「女子」とは、結局??

2013.09.09 Mon

えと、「an・anの「女子」卒業宣言」が人気?だそうです。

女性雑誌で使われる「女子」、たしかに違和感はあります。

いつまでも若くて、可愛くて、無邪気で。結局、日本での性的価値観が、ロリコン的というか、年を重ねた女は価値がないとかするあたりの延長線上にあるなあという。まぁ、自由で好きな物買って食べて、という感じは、一見女性の解放のようで、未婚女性は消費の主体(=金蔓)、とする資本主義社会のアレというフェミ的にうがった見方もできますし。オサレ居酒屋の女子会、とか。自由に楽しく、というとこに共感しないわけでもないですけど。。

そんで、ここで、若い、子どもっぽい、そんな女子を女性雑誌(ここではアンアンですが)が否定、っと。

オンナは若くて無邪気でお金いっぱい落としてね、って言っといて、いや、それはもう遅れてるんですよ。と。 よくあるブームの終焉宣言イベント的な。個人的にはちょっと気持ち悪いです。

ただ、女子、女子、って、言うけども、よく、自立心の強そうな(フェミ的な?)文脈で使う「女子」は、どっちかというと、女らしい「女」「女性」ではない、自分たちの呼び方、という感じで使う「女子」。それと、若くてお金いっぱい使う「女子」は似て非なるもの。

そのあたりが混同されてるのが、またちょっと気持ち悪いです。女子と自称する女は、若く見られたい、スイーツ()的なアホだ、みたいな。

それプラス、雑誌が描いてる女子と現実の女子の区別をつかず(つけず?)、女子全体をバッシングする風潮も気持ち悪い。

「女」でない、オルタナティブな「性」としての「女子」って言葉自体は好きだけど、そんなこんなの「女子」をとりまくさまざまなことは、私はなんだか、ダブルスタンダード的な、都合のいいとこだけミソジニーの燃料になってるような、資本主義に都合のいい(のにアホ扱いされる)ような、気持ち悪ーい感じがします。

みなさん、女子って言葉、お好きですか?お嫌いですか???

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カテゴリー:ちょっとしたニュース

タグ:ファッション / 女子