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WANシンポジウム2014/第三部パネルディスカッション

2014.10.27 Mon


WAN総会シンポジウム2014/第三部「オンラインとオフライン―相乗効果をあげる支援とは?」パネリスト:小川晃子、中西正司、石井布紀子、紅邑晶子/コーディネーター:上野千鶴子

当事者主権で問いをたてる!いつも、そして、いざというときこそ。
―東日本大震災から3年を経て。
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【趣旨】
 能率と効率がもっとも尊ばれる社会のなかにあって、もっとも適応しなかった人たちの集団、庇護と管理の下に置かれたマイノリティと呼ばれる人たち―その当事者たちから、自立生活運動、フェミニズムが生まれました。
 2011年3月11日に起きた東日本大震災という未曽有の災害のなか、当事者たちは、どのように被災した事実を受けとめ、日々の暮らしを続けていったのでしょうか。地域社会からは「弱者」として位置づけられ、当事者としてもっているチカラを発揮する機会はなかったのでしょうか。日ごろ、当事者として活動していた―その活動は、どのように活かされたのでしょうか。あるいは、活かされなかったのでしょうか。
3年を経て、さまざまな問いが生まれてきます。シンポジウムでは、こうした問いに応えつつ…インターネットは「弱者」支援のツールになるか。WANは日ごろの活動で何かできるか 。事業体と運動体…二つの側面からその可能性をさぐります。

【内容】
第三部:パネルディスカッション
「オンラインとオフライン―相乗効果をあげる支援とは?」
平時においてこそ「弱者」支援に取り組み、地域力を高める必要があるという視点から、日ごろの居場所や顔がみえる関係等(オンライン)とインターネットでのつながり(オフライン)とがどのように融合し、いざというときに相乗効果をあげていくのかについて検討します。あわせて、2015年3月に開催される国連防災会議に向けて、東北から実りある情報を発信します。

パネリスト:
小川晃子(岩手県立大学社会福祉学部教授)
 ―インターネットを活用した支援/平常時と災害時の取組みから
中西正司(ヒューマンケア協会代表、全国自立支援センター協議会副代表)
 ―災害時の当事者主権/3.11の支援体制からみえてくるもの
石井布紀子(特定非営利活動法人さくらネット代表理事)
 ―今、必要とされている支援は?/岩手県における支援をふまえて
紅邑晶子(特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)
 ―地域公益人材は育っているのか?/さまざまなセクターとの連携をとおして
コーディネーター:

上野千鶴子(認定特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)

【日時】2014年5月24日(土)午後1時30分~4時30分
【会場】アイーナ「いわて県民情報交流センター」岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号
【参加費】1,000円(WAN法人会員:無料)
【主催】認定特定非営利活動法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
【申込先・連絡先】
認定特定非営利活動法人ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)

カテゴリー:WANの活動

タグ:ケア / 上野千鶴子 / 中西正司 / NPO,中西正司 / 小川晃子 / 石井布 / 紅邑 / 障がい者支援