第16回上野ゼミ 書評セッション『摂食障害の語り―〈回復〉の臨床社会学』
2013.08.15 Thu
○書評セッション日時
9月1日(日)14:00〜16:00 セッション 武蔵タワーズ・ゲート棟2階集会室 呼び出し番号200
○懇親会( ポットラックパーティ)
同日 16:00〜19:00 懇親会 武蔵タワーズ・クロス棟23階ラウンジ 呼び出し番号300
中村 英代,2011『摂食障害の語り―〈回復〉の臨床社会学』新曜社.(第11回日本社会学会奨励賞・著書の部受賞)
コメンテーター:鶴田 桃エ、 杵渕 里果 司会:小川 真理子
概要:
本書は、回復者への質的調査から、摂食障害の発症・維持・回復過程を考察したものです。
臨床社会学、〈回復論〉という視座に立脚して、従来の摂食障害解釈を 再考するとともに、
病いをめぐる言説環境が個人に与える影響、医師―患者関係、過食をとりまく解釈の政治などについても論じています。
本書の内容にとどまらず、質的調査法、当事者研究、臨床領域への社会学の貢献の可能性などについても、
広く議論する機会になればと思います。
著者略歴:
中村英代(浦和大学短期大学部 特任准教授)
東京大学大学院 人文社会系研究科 修士課程修了
お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科 博士後期課程 単位取得退学
博士(社会科学)
※募集終了しました。
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