トイレのミカタ~トイレウォッチャー"S" File003
2014.10.24 Fri
お久しぶりのトイレウォッチャーです。
今日の使命!じゃじゃ~ん!なんとトイレウォッチャーは、東欧ハンガリーからお届けします。世界規模になりました(笑)。WANの仲間数人とハンガリーを訪れた際にちゃんとウォッチングしてきました!一気にお見せします。
まずは、経由地のヘルシンキ空港
ハンガリーブダペスト市内のホテルのトイレ(マリオットホテル)
男性トイレのサインが「赤」なので色だけで判断して男性トイレに入ってしまったわたし・・・。いかに表示の内容を見ていないのか思い知らされました。「赤=女性トイレ、青=男性トイレ」という「くせ」がついてしまっているのです。これが黄色だったらきっと色だけで判断せず、形や内容をしっかり見ていたと思うのです。悪癖ですね~。
ウィーン楽友協会(ニューイヤーコンサートでおなじみ)
ウィーンのカフェ「デーメル」(ザッハトルテで有名)
紳士と淑女の飾り。なんてかわいいの。
ブダペスト:リスト音楽院・・・すてきなコンサート会場です。
トイレもこんなにすてき!
ブダペスト市内のお店(本屋さん)
ブダペスト市内のお店(市場)
ブダペスト市内の公共トイレ
ブダペスト空港のトイレ
さて、いかがでしたでしょうか。フィンランド、オーストリア、ハンガリー・・・それぞれのお国のトイレ。デーメルのトイレやリスト音楽院のトイレはデザインも素敵ですね。
日本ではトイレの表示を色分けしない理由として「色分けしていないと間違える」 と言われていますが、それは認識の基準を「色」で判断する癖がついているからだけのこと。その癖がついてしまっているわたしも、実は思わず男性トイレに入りそうになりました。無意識で「赤=女性」という認識を持ってしまっているからです。それこそが色で性別を決めつけてしまう「刷り込み」のおそろしいしくみではないでしょうか。たかがトイレの標識ですが、こんなところにも日本の生活の中に固定的性別役割分担意識がついてしまう落とし穴があることを再認識しました。
(トイレウォッチャー”S”)
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タグ:男女共同参画 / 男女平等 / 性別役割分担