2009.07.31 Fri
おそらくは、誰よりも早く「おひとりさま」を楽しむ女性を描いた作品。主人公の「るきさん」は30代とおぼしき独身女性。在宅で医療保険に関する仕事をしている。主に自宅から半径3km以内(チャリ圏内)で起きたのであろう「日常のあれこれ」が見開き2ページ完結で、小気味良く展開していく。キャリアウーマンの友だち「えっちゃん」は当時の(もしくは現在にも通じる)女性の意見をリアルに代弁している。そんなるきさんとえっちゃんのやり取りは爆笑とまではいかないものの、「ふわっと」込みあがってくるようなおかしさがある。だがご注意を。るきさんの世間の目や流行なんて存在しないかのような超然とした生活感覚は、実はとても挑発的なのだ。周りと『ちょっと違う』価値志向を持つことは、時にとても疲れるものだから。(nichica)
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