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現代アメリカ社会をのぞきみる 『ドット・コム・ラヴァーズ ーネットで出会うアメリカの女と男』 吉原真理

2009.08.18 Tue

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 「婚活」といわれる時代、インターネットを利用して結婚相手を探すことは、もはや常識となるのかもしれない。日本では、「出会い系サイト」による犯罪が頻発しておりイメージが悪いが、アメリカでは多くの人が「オンライン・デーティング」に真剣に関わっている。本書では、そこで出会ったアメリカの男性たちとのデートを通して、著者の主観からみた「現代アメリカの断片像」を描いている。
 「なぜかつきあうのはいつもユダヤ系」と言いつつ、ユダヤ系アメリカ人の文化的な特徴を述べたり、「ゲイの友人に慰められたワ!」と言ってはアメリカのゲイ・コミュニティの一端を紹介したり、アジア系女性ばかりを選ぶ「オリエンタリスト」にげんなりしつつも、アメリカにおけるオリエンタリズムを軽く論じてみたり……。
 読んでいて飽きないし、本当に一部分でしかないけれど、アメリカ社会をのぞきみることができる。何より自分のセックスのことをあっけらかんと記述しちゃうのが爽快。(mooty)








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