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24条変えさせないキャンペーン キックオフシンポジウム

2016年9月2日(金)18時半~20時半
場所:上智大学 12号館102号室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

プログラム
講演:木村草太(首都大学東京)
討論:北原みのり(作家)×木村草太
発言:赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)、打越さく良(弁護士)、大橋由香子(フリーライター)、戒能民江(お茶の水女子大学名誉教授)、清末愛砂(室蘭工業大学)、桜井大子(女性と天皇制研究会)、能川元一(大学非常勤講師)、藤田裕喜(NPO法人レインボー・アクション 代表理事・事務局長)、その他調整中
今後のキャンペーンについて
閉会挨拶:三浦まり(上智大学)
資料代:1,000円
主催:24条変えさせないキャンペーン(24条キャンペーン)実行委員会

呼びかけ人
打越さく良(弁護士) 岡野八代(同志社大学教員) 清末愛砂(室蘭工業大学大学院教員) 斎藤美奈子(文芸評論家) 谷口真由美(大阪国際大学教員、「全日本おばちゃん党」代表代行) 角田由紀子(弁護士) 中里見博(大阪電気通信大学教員) 三浦まり(上智大学教員) 山口智美(モンタナ州立大学教員) 若尾典子(佛教大学教員)

フォーム(https://goo.gl/wQZK7t)より申し込みください。定員(200人)を超えましたら、事前申し込みの方を優先します。

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2016年7月10日の参議院選挙の結果、自公ら改憲勢力が3分の2以上の議席を獲得しました。その直後から自民党は、あたかも改憲が人々の信託をうけた既定路線であるかのごとく、検討を始めようとしています。2012年4月末に同党が発表した「日本国憲法改正草案」を基に、議論を進める可能性も高まってきました。
今後の憲法改悪の動きにおいては、自民党が長年にわたって目指してきた9条のみならず、現行憲法のさまざまな条文がその対象となる可能性があります。そのなかでとりわけ懸念されるのは、基本的人権を大幅に制約することが可能となる「緊急事態条項」の創設と家庭生活における個人の尊厳と両性の平等を謳う24条の改悪です。
24条は社会的に注目度が低く、その存在や意義が十分に知られているとは言えないものですが、自民党は改憲の動きを虎視眈々と進めるなかで、特に2000年以降、これを「家族の破壊をもたらす条文である」と非難し、たびたび攻撃対象としてきました。2012年の同党改憲草案の前文で家族や社会による助け合い、また24条で家族による助け合いを盛り込むことを人々の義務として提案していることからも、その狙いは明らかであるといえるでしょう。
24条は、女性に対する抑圧や差別を制度的に生み出した大日本帝国時代の民法上のイエ制度の廃止をもたらしましたが、その意義はそれだけにとどまるものではありません。家族内ではびこってきた様々な形態のジェンダー差別やジェンダーに基づく暴力を根絶するための憲法上の重要な根拠条文として、大きな意義があります。
私たち24条キャンペーン実行委員会は、個人の尊厳に基づく個人主義を否定し、ジェンダー役割を固定化し、伝統的家族規範やイエ制度の復活を掲げ、異性愛主義と性差別を強固にする自民党改憲草案に反対します。
24条の改悪が、私たちの暮らしや生き方に与える影響を明確にし、個人の尊厳を奪おうとする改憲案を阻止するために、キャンペーンのキックオフ集会にぜひご参加ください。

<お問い合わせ>
24条キャンペーン実行委員会(特定非営利活動法人アジア女性資料センター内)
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10 渋谷コープ211
TEL:03-3780-5245  FAX:03-3463-9752
E-mail:article24campaign@gmail.com
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