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2009 わたし〈たち〉のイチオシ~歴史篇

2009.12.30 Wed

今回は、みなさんにオススメいただいたものの中から、歴史と関わりのあるものを、イチオシコメントとともにご紹介します。まずはこちら。

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『ドイツ近現代ジェンダー史入門』

歴史とジェンダーとの相互作用を問うた本。女と男はいかにして違う歴史を歩むようになったのか、歴史がいかにジェンダーに依拠して形成されているかがよくわかる(S)。

姫岡とし子さんのエッセイ「家族にやさしい社会作りへ ― ドイツの試み」も、オススメです。

こちらは、両大戦下のウィーンとプラハを拠点に活躍した、女性ジャーナリストの署名記事と手紙を編集した1冊。

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『ミレナ記事と手紙――カフカから遠く離れて』

チェコのジャーナリスト、ミレナ・イェセンスカー(1896-1944)による記事と手紙。第一次世界大戦後の疲弊したウィーンやプラハを描く彼女の文章は、どことなくユーモアがあり、けして希望を失っていない。けれどヒトラーのドイツの脅威がチェコに迫ってくるにつれ、それに抵抗するイェセンスカーの筆致は深刻なものになっていく。「カフカの恋人」と語られることの多いイェセンスカー。編訳者の彼女への思いは、編訳者による序言およびミレナ・イェセンスカー略伝、そして本書の副題に込められている(lita)。

戦争と関連したものとして次の2冊を。

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『「戦争体験」の戦後史―世代・教養・イデオロギー (中公新書)』

アジア・太平洋戦争における学徒兵は戦後60年どのように語られてきたのかを分析している本書。本書では1940年代から1960年代の言説に対する分析が中心的な位置を占めているのだが、それらを通して今日における戦争や平和を語る言葉の貧困さをも浮き彫りにしている。(bochan)

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『軍事主義とジェンダー―第二次世界大戦期と現在』

第2次世界大戦期の女性と戦争協力問題を女性雑誌から読み解いた研究会の興味深い考察と、本のタイトルとなった難題を、上野千鶴子が簡潔で誰にも判り易く解説した講演が収録されていておすすめ。(totoko)

そして、戦後の教育システムの歴史に関するこちらの本には、お二人の方からイチオシコメントをいただきました。また、小山静子さんからも「著者からの紹介」をいただいております。

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『戦後教育のジェンダー秩序』

男女共学はどうやってできたの? 短大はどうして女子のものになって、廃れていったの?わたしたちが今当たり前だと思っている教育システムの戦後の歴史を読み解くことで、 新しい景色をみせてくれる本(sen)。

戦後の教育をめぐるアカデミックな研究書ですが、謎解きのような面白さが味わえます。ジェンダー史という方法の力を実感できる名著です。「差異」と「平等」のあいだで引き裂かれる思いを経験したことのある(あるいは、いま経験している)あなたへ、ぜひともお勧めしたい一冊。(yoko)

今のチベットを理解するためにも歴史を知る必要がありますね。

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『チベット受難と希望―「雪の国」の民族主義 (岩波現代文庫)』

フランス人ジャーナリストが、当事者の証言や現地調査・公文書など様々な記録を元に、1949年以降のチベットで行われてきたことを詳細に描き出す。日本ではあまりにも知られてこなさすぎた痛みと悲惨の数々。1990年初版、2009年に復刊。(tsering)

あの時代を考えるうえで欠かせない1冊となるでしょう。

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『1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景』
『1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産』

とにかく大作! 最後のリブを扱った章にたどりつくまでが大変だし、ベッドで読むには重すぎるし(目方が)。でも、同時代に生きていながらよくわからなかった、あの「学生運動」とは何だったのかが、かなり見えてくるのは確かです。(ogn)

少し視点をかえて。

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『ファッションから名画を読む (PHP新書)』

自分のファッションには無関心・無頓着、けれど絵画の中の過去のファッションは何故か私の心を強く惹きつけます。色と時代はどう関わってきたのか、ディティールは何を語るのか――読めば読む程「え、そうなの?」と驚くことばかり。本当に高校までの美術教育って何だったんでしょう。(subarume)

ファッションといえばWANトップページで連載中のエッセイ、「装うことから考える」シリーズも、非常に興味深い内容でオススメです。

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『自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)』

「解る」とはどういうことか、「それをやらなければ生きていけないテーマ」とは何か――修道院での生活、大学でのゼミ、ヨーロッパへの留学を通して語られる作者の研究の原点は、著作を通じて私の研究の原点ともなりました。大学1年生の時に出会い、今でも私にとって教科書のような存在です。(subarume)

最後にご紹介する『週刊マンガ日本史』(リンクは公式サイト)は、残念ながらamazonでの取り扱いがないのですが、手に取られた方も多いのではないでしょうか?

『週刊マンガ日本史』
毎週一人、全部で50人の歴史上の人物を取り上げる週刊誌です。売れっ子漫画家が描く漫画が中心です。フルカラーで読みやすいので子どもにお勧めです。歴史好きが増えるかもしれません。(igamidori)

私たちの「今」と繋がっている歴史。そこに「今」を考えるヒントが。(B-WAN副店長:H)








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