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2009 わたし〈たち〉のイチオシ~社会と文化篇

2010.01.02 Sat

今回は、みなさんにオススメいただいたものの中から、社会と文化・サブカルチャーに関するものを、イチオシコメントとともにご紹介します。

2009年、大きな話題となった映画の1つに、ショーン・ペンがアカデミー主演男優賞を受賞した『ミルク [DVD]』がありました。岡野八代さんの記事二つの『ミルク』、木下衆さんの記事映画『MILK』は絶対観てほしい!、上野千鶴子さんの映画評でもピックアップされ、WANでは『ハーヴェイ・ミルク [コレクターズ・エディション] [DVD]』『MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯』 をご購入された方もたくさん。まさに、WANの“イチオシ”といえるでしょう。

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『ミルク [DVD]』

WANでも取りあげられていますが、テンポもよく登場人物たちの魅力に引き込まれました。ミルクの台詞 “This is not an issue; this is my life.”(と本当に言っていたかどうかは未確認)が、とても印象的だった。(mooty)

お正月、2つの映画を見比べてみるのもいいかもしれませんね。

『ミルク』と同様、話題になった1冊。こちらはベストセラーとなり、WANでもたくさんご購入いただきました。

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『差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)』

自ら経験した部落差別、在日朝鮮人に対する差別、戦後日本の政治、二人が語る体験のことばが、突き刺さるように痛い。40万部という大ベストセラーになったこと自体が、今年という1年を象徴しているように思う。(miro)

殺人事件を扱ったものとして、「あの事件をいかに考えるか」というイチオシもありました。こちらも興味深い2冊です。

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『死刑でいいです — 孤立が生んだ二つの殺人』

副題に「孤立が生んだ二つの殺人」とあるように、いくつかの要因が重なって孤立化せざるを得なかった殺人犯青年についてのルポルタージュ。殺人というものがいかに「偶発的」におこってしまうのかについて暗澹たる気持ちになりながらも、もう一方で「偶発性」を低めるために、社会があるいは私たちができることがあるんじゃないか、と再度考えさせてくれる。(momiji)

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『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち』

涙と、共感、深い納得の思いで読みました。自分のできなさ、弱さを受け入れられなくなったとき、人は弱く見える他人を攻撃してしまう。それは「ホームレス」のおじさんを殺した少年だけの問題ではありません。人に殺されるのは嫌だし、人を殺すのも嫌だ。ならば、自分さえ我慢すれば、うまくいくという生き方をしていると、自分だけではなく他人まで殺してしまうということに、わたしたちはもう気づくべきなのではないでしょうか。人を殺すのは、ナイフだけではないのですから。(chibigaeru)

「草食系男子」という言葉がよくメディアにのぼりましたが、こちらも面白い!「著者からの紹介」も書いていただけ感謝です。

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『平成オトコ塾―悩める男子のための全6章 (双書Zero)』

男のとらわれているプレッシャーについて、クールに違う見解を述べてくれるところがいい。私の周りにいる若い男たちにも好評です(S)。

女装の指南書や、女装男子のメイド喫茶が出現した2009年。女装ブームは2010年も続くのでしょうか?

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『「女装と男装」の文化史 (講談社選書メチエ)』

先日TVで「痴漢逮捕の囮捜査に女装警察官出動」のニュースを聞き、「ああ、佐伯先生の仰る通りだ」と思わず納得。しかし同時に、現代日本において制服ならともかく私服の次元での「男装」は果たして存在するのだろうか、とも思いました。男装は死んだ、しかし女装は生きている、のかもしれません。(subarume)

古今東西の文学、演劇、漫画、映画、アニメを題材に「女装と男装」の文化を分析することで、「性」とは何かを考えさせてくれる好著です。(igamidori)

こちらはポルノグラフィーという側面から。インタビュー特集も人気でした。

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『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ)』

男性向けポルノコミック、レディースコミック、ティーンズラブ、ヤオイなどのマンガに描かれたポルノグラフィの興味深い分析。女性による性表現の可能性の道を具体的に考えさせられた(sen)。

女性と深い関係にある化粧。「お化粧をめぐる3つの謎」というエッセイもWANの視点論点で書かれています。こちらもゆっくり考えてみたい文化です。

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『化粧と人間―規格化された身体からの脱出』

現象学、歴史学、社会学等々、さまざまな方法を駆使しながら、化粧文化の来し方を分析し、あるべき「美的価値基準」と「問題解決策」について提案を行っています。コンパクトにまとめられた中に、さまざまな論点が出されていて面白いです。いろいろと考えさせられます。(yoko)

そして、少女文化を語るときに欠かせないのがこちら。

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『『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション』

1号限りということで復活した、伝説の少女雑誌「少女の友」の創刊100周年記念号。「少女の友」の黄金期、昭和10年代前半の雑誌の雰囲気が味わえるだけでなく、当時の少女たちのその後も知ることができます。個人的には記事とともに収められていた当時の広告もおもしろかったです。とくに五色のふさがついたというおみくじ風で、「兵隊さんとお嬢様方のマスコット」にもなる「モダン占い」と、「徒らに机にかじりついて頭を酷使するのは愚です」という「驚くほど記憶が良くなる」「エヂソンバンド」が気になります(lita)。

社会問題からサブカルチャーまで幅広いオススメをいただきました。気になる本、ありましたか?(B-WAN副店長:H)








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