久しぶりに第2回を岩手県宮古市からお届けします。
 昨秋ご紹介した「micafe松本りんご園」では、「りんご畑deコンサート」が白い花の下で開かれました(5月13日)。
りんご畑を渡る花の甘い香りと弦楽4重奏の生演奏に酔いしれました。次の機会には皆さまをお誘いしたいと思います。
 今回は、岩手県宮古市のハーブ園をご紹介します。

 5月24日、カモミールの花が咲き乱れる畑にお邪魔しました。
 カモミールの収穫と乾燥作業で大忙しのなかご対応いただき、5月の爽やかな風が吹き渡る「潮風のハーブ」園にて至福のひとときを過ごしました。

 オーナーの古舘富士子さんは、2011年東日本大震災の津波で漁協勤務のお連れ合いを亡くし、
3年後、代々続いた農家の農地を守るために一念発起して50アールのハーブ園を作り上げました。

 50~60種類のハーブは無農薬で育て、手で摘んで地下水でていねいに洗い、自然乾燥させます。
 宮古湾から吹く潮風のめぐみで、ミネラルたっぷりのハーブが収穫できます。

 「また頑張ろう」そう思わせてくれる青い海みたいなハーブティー(爽快ブレンド・ペパーミント、レモングラス、レモンバーベナ、カモミール)、
「ま、いっか」そう思わせてくれる広い海みたいなハーブティー(安らぎブレンド・セントジョーンズワート、カモミール)の2種類(それぞれリーフとティーバッグ)があります。
 それと「潮風のハーブ」手作りせっけんをセットにしてお送りできるそうです。
「ハーブの力で人々が笑顔になれる」ことをめざして、「大自然に感謝しながら1歩1歩進んでいます」とメッセージをいただきました。
 岩手県沿岸で出会った女性たちは、度重なる津波の被害を受けつつ「海に感謝して」暮らしています。
 その姿は感動的です。海の女性パワーを皆さんも是非受け止めてください。

「潮風のハーブ園」 http://shiokazenoherb.jp
TEL/FAX 0193-63-2854
〒027-0031 岩手県宮古市八木沢第6地割65番地
古舘富士子
 *ご注文、お問合せは、FAXでお願いします。