2010.01.28 Thu
ドイツ、トルコを舞台にした三組の親子の物語。ドイツに住むトルコ人の父子。マッチョな年金生活者の父の生きる拠りどころは自らの性的ポテンシャルを確認すること。父と対照的な内省的な息子はドイツ文学を講ずる大学教授である。その父が出会ったトルコ出身の娼婦は、娘には堅気の職に就いていると嘘をつき、娘の学資を稼ぎ、彼女にはいつか教師になってほしいと思っている。その娘アイテンはトルコで武装反体制運動の闘士で当局に追われ、ドイツに逃げてくる。逃亡先のドイツで彼女はドイツ人の女子大生ロッテと知り合い、ロッテは住むあてのないアイテンを母とふたりで住む家に居候させるが…。 やがてこの三組の親子のなかにふたつの死が訪れる。これが契機となり、この三組の親子が組み合わせをかえて、すれ違い、つながっていく。
映画は大団円を迎えない。三組の親子は実はそれぞれみな関係があるが、運命的に出会うことはない。そのあざとくないところがいい。見終わったあと静かな余韻の残る、しっとりとした作品である。
(lita)
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