女の本屋

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職業女子の成長物語『魔女の宅急便』(DVD) 宮崎駿(監督)

2010.06.24 Thu

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原作ではなくて映画の話。劇場で観たのは小学生の頃。その時からずっと心にひっかかっているシーンがあって、それは、未熟な若い魔女が今までは何も考えずに使えていた魔法が、ある日突然使えなくなるという場面。魔女の友人の若い女性画家もまた、ある日突然「絵が描けなくなる」という事態を経験したことを話す。私自身も幼かった頃、それが何を意味するのかよくわからなかったけど、今なら痛いほどわかる。自分の解釈で、だけど。たぶん、「魔法が使えなくなる」ということは、言い換えれば、客観的に自分を見つめることができる(せざるを得なくなる)ということ。思い込みの自信や主観的にしか評価できてなかった能力は、本当は空っぽなんだと気付いて、ようやく自分の力で未来を切り開くことができる。なかなかそんなプロセス上手に経験できるわけじゃないけど、なんか人生このままでいいのかなあ、と思ったとき、この場面を思い出したりします。また、この物語は、「妻」や「母」ではなく、職業人としての女の成長物語。公開された1989年という年が、均等法真っ只中の時代だから?(robirobi)








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