2010.06.29 Tue
現在、ジュンク堂池袋本店副店長の田口久美子さんによる書店にまつわるエッセイ。ふだん客として書店を訪れるときにはわからない、たとえば書棚の本の並べ方([「棚作り」というのだそうだ)のこだわり、新しい店のオープン前の準備、客注をめぐるトラブルなど、本屋さんの裏事情も知ることができる。本好きの人にはたまらない一冊である。 本書の第一章の「リアル書店で働いています」という言葉にドキッ。B-WANもアマゾンで本を購入できるようになっているし、わたし自身も書店も行くけど、ネットで注文することも多い。だから正直この本を薦めるのは矛盾していないか、とも思ったり。それでもやっぱり本屋で本を眺めるのは楽しい。わたしは、仕事帰り、週1、2回は近所の書店に寄る。
先日、いつもの書店で年配の男性が店員を困らせている場面に遭遇。ある本を探しているようなのだが、情報は前日の新聞に出ていたということだけで、書名も著者名もうろ覚えの様子。わたしは傍で見ていて、これじゃ無理だろ、と思ったものの、店員は根気よく対応し、インターネットで検索して書名を探し当てていた。本書にも『情事OLの1984年』と書かれたメモをもって本を探していた客のエピソードが紹介されていた(もちろんジョージ・オーウェルの『1984年』)。本屋さんにはいろんな物語がありそうだ。(lita)
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