第5回 フェミニズム・リサーチ・ライブラリ〈第4部〉
金谷千慧子さん  × 嶋守さやか × 重原惇子 × 渋谷典子 
「金谷千慧子さんから、学んだこと」

日時:2020年2月14日(金) 13時30分~
制作:桜花学園大学(特別研究)・ウィメンズアクションネットワーク

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フェミニズム・リサーチ・ライブラリは、嶋守さやか(WAN会員/桜花学園大学教授)と渋谷典子(WAN理事)が「フェミニズムを次代へつなぐ」をテーマとした研究成果を動画で配信するものです。「この人に、この人の『フェミニズム』を語っていただきたい!」と嶋守・渋谷が熱望した方々のお話を、インタビュー形式でうかがっています。

第5回〈第4部〉では、「金谷千慧子さんに学んだこと」を重原惇子、渋谷典子、嶋守さやかから、金谷さんにお伝えしています。

金谷千慧子さんのお考え、そして、インタビューをさせていただいた三名が学んだことを視聴していただくにあたり、金谷千慧子さんのブログに記されている次の文章を、ここでは皆さんにお伝えしたいと思います。金谷さんにお話をうかがって、「女性として働くことは、人間らしく生きること」。それを今も、次世代にも伝達していきたいという思いを、お話をうかがって新たにしました。

金谷さん、ありがとうございました。

*金谷千慧子ブログKOICHI http://kanatanichieko.com/profileより引用
 従来女性は「自分らしく」生きるより、女らしく、妻らしく、母親らしく生きることを求められてきましたが、これからは「まるごと人間」「自分らしく生きること」が女性の願いです。しかしそれほど簡単ではないのです。均等法もあり、女性差別撤廃条約が批准されて30年も経ているのに・・・。やはり一人ひとりが、あきらめない生き方を貫かねばならないと思うのです。働きながら(これが大切)、家事、育児、趣味、勉強も、ボランティアもすべてを充実して生きていくには、女性自身が女性の値打ちを高く持って、自分にとって何が大切かを見極め、ときには「ノー」をいい、上手に手を抜きながら自分らしい人生を取り戻す、そのお手伝いをしたいと思っています。

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