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2010 WAN的イチオシ・マンガ⑤   yuki

2011.02.14 Mon

「『この漫画がすごい!2011』は、確かに面白いけど、なんだか最新作ばっかりじゃない?」

「むしろ、もっと面白い漫画もいっぱいあるはず!」

「この漫画、もっとみんなに読んでもらいたいな~」

そんな思いが募って、今年もやります、この企画!

2010年に出たマンガのなかから、オススメ作品をピックアップ!

おすすめマンガ、勢いに乗って第5回、まだまだ続きます。

2010年は昨年に引き続き高校生部活マンガの躍進が続いた年だったように思います。

ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』、末次由紀『ちはやふる』、河原和音『青空エール』などがんばる高校生たちの熱い物語に今後も注目です。

また、一部の人気マンガ家に複数の出版社が集中し、作家が休業を宣言するという事態も発生している中、パワフルな新人を複数発掘している雑誌『FELLOWS! フェローズ』(エンターブレイン)の活躍に期待したい。雑誌を読む楽しみ、新人作家に出会える喜びを改めて感じた1年でした。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.ひらひらひゅーん』 西烔子 (新書館)

県立開開高校(ひらひらこうこう)の弓道部を舞台にした、水色に透明な高校生男子達の物語。適度に楽しく、ほどほどにがんばってきた彼らだったが、強豪校との試合をきっかけに「勝ちたい」という思いが強くなってきた。そこに、夏合宿到来。「勝ち」にこだわる者、相手のいない競技・弓道における勝利について考える者、部内にはギスギスした雰囲気が生まれてくる。そんななか、作中、印象的な言葉がある。「正射必中」「今まであたらなかったのは下手だからじゃなくて正しく射てなかったから。」弓道という競技の魅力も相まって、悩みがんばる高校生たちの姿にときめきが止まりません。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『Real Clothes リアルクローズ』 槇村さとる (集英社)

仕事女子の強い味方。百貨店の婦人服バイヤーを主人公に、働く女性たちのリアルを描いている。このマンガで特に良いと思うのは、主人公が普通ですごいというところ。彼女は特にセンスも良くなければ、ものすごい特技を持っているわけではない。けれど、仕事に対しては、すごく真面目に勉強して努力している。そういうところが描かれているのが、いい。そして、最新刊では、部下を持った彼女の奮闘ぶりも見どころ。人を育てるのって難しい。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『グラマラス・ゴシップ GLAMOROUS GOSSIP 』 華不魅 (新書館)

SF好きでも、そうでなくても、面白い作品。ですが、長いことおすすめしにくかった。なぜなら、何年も続きが出なかったから。ようやく、紹介することができます。元天才ハッカー、エドベリと軍によって改造され超人的な身体能力をもつエンヤ、二人は賞金稼ぎをして暮らしていた。それぞれの過去から巨大な陰謀にからめとられ、引き裂かれていく二人。ドラマチックな展開にはハラハラドキドキ。心を持ったアンドロイドたちの話もせつなくて、ぜひ一読をおすすめします。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『美しく燃える森 真夜中を駆けぬける3』 依田沙江美 (二見書房)

これは、あくまで私の好みですが、BLは適度に不健康でないと。夜更かしをして、影のある作品を読むことに背徳の喜びを禁じえません。シリーズ3作目、突然片目が開かなくなった昇、心配する恋人の勇気。その症状の理由が明らかになる物語後半の展開は見事で、読後、深い余韻を残す作品です。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 『In Wonderland』 薮内貴広 (エンターブレイン)

おとぎの国ってこのマンガのことだったんですね。アンティークのレースをちりばめたような不思議な世界。魔法の学校に、ウサギの同級生に、カメの養母。こんな異世界がいつも手元にあるなんて。これ以上贅沢なことってちょっと無いと思います。








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