女の本屋

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2010 WAN的イチオシ・マンガ⑥   yuki

2011.02.19 Sat

第6弾、今年も目が離せない作品をイチオシしました。どういった展開になるのか今後も楽しみです。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『7SEEDS』 田村由美  (小学館)

今一番続きが気になる作品。時は、近未来。未曾有の災害によって壊滅状態になった地球で、彼らは目覚めた。若者たちをチームごとに分け、冷凍保存し、人類の種の保存を行う計画。その「7SEEDS」計画の下、選ばれた若者たちのサバイバルを描く本作品では、「生きる」ということが真正面から描かれていて、本当に熱い。毎回毎回、手に汗握り、登場人物たちに共感し、読んだ後は、100mダッシュを3本くらいした気分になる。これぞ、マンガ読みの醍醐味。幸せです。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『青空エール』 河原和音 (集英社)

ひたむきさって本当にたまらない。高校生ってすばらしい。名門吹奏楽部を舞台に「今」という可能性をめいっぱい使ってがんばる女の子が愛おしすきます。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『生徒会長に忠告』 門地かおり (新書館)

不思議な魅力で男性を虜にする天然生徒会長・国斉と美形副会長・知賀のラブな話。前者が受けで後者が攻めです。ようやく想いを確かめ合った二人。これぞBLという甘い雰囲気が画面からあふれ出ている一方で、さすがは門地流、人間ドラマでもしっかり魅せます。特に印象的だったのは、知賀の友達・近藤君。セクシャリティがBLでない近藤君はゲイの雛森君から好意をしめされ困惑しつつも、拒絶できない。なぜなら、人間的に成長して近藤君から友人として認められたいと思っている雛森君の気持ちを知っているから。近藤君の雛森君の人格を尊重する気持ちと雛森君のことを卑下する気持ちが葛藤する場面は素晴らしいし、物語に深みを与えている。読みごたえのある作品です。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.『あたたかい肩』 雁須磨子 (エンターブレイン)

短編集っていいな。いろいろな場面の感情の高まりをたくさん味わえて。きっと一つは心に残る作品があります。私の場合は「ちょきん、ぱちん、すとん。」女三代あつまれば~、見えなかったものが見えてくるのでしょう。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.純潔のマリア』 石川雅之 (講談社)

本当に胸のすく作品。時は中世。魔女マリアは戦争が大嫌い。使い魔に戦争の指揮官を籠絡させたり、ドラゴンを召喚して驚かせたり、割と平和的に戦争を終結させている。ところが、魔女の大きな力を使って人間社会に介入することを快く思わない大天使ミカエルから目をつけられ、力を制限されてしまう。物語はまだ序章、この先どのような展開になるのか、全く読めないのだが、戦争は大嫌いと言って、大暴れするマリアのことがきっと好きになるはずです。








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