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フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人
2011.07.12 Tue

フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人
訳者など:ジョセフ ダグニーズ ジョン オブライエン ()
出版社:さえら書房
フィボナッチと言えば、「フィボナッチ数列」で有名ですね。自然の生物の形に共通して現れる数列です。 偉大な発見なのですが、それ以外にも、西欧にインドの数字を持ち込んだ人でもありました。1、2、です。こっちの方が10進法の繰り上がりなども把握しやすいのは今や明らかですが、受け入れられるには時間がかかりました。フィボッチはヘンなやつだったわけです。 この絵本は彼の生涯を、オブライエンの精緻なイラストとダグニーズの語りで描いていきます。 こういう絵本を読んで数学が好きになったりするのですよね。 ならなくても、世界の秩序というものは、権力者の思惑のことではなく、自然のバランスであるのを感じられれば吉。
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