一条ふみ(「むぎ」同人)

一条ふみは1925年、岩手県一戸町生まれ。代用教員などの傍ら、農村女性の「声なき声」の聞き取りに尽力し、1960~80年代に生活記録文集『むぎ』などを編集発行しました。終生、地方・農村女性の側に立ったスタンスで、中央・都市発の女性運動に対峙し、長らく闘病生活を経て2012年に86歳で死去。没後、第16回女性文化賞を受賞しました。
『むぎ』は1967年創刊で、1987年の14号まで刊行。このほか、個人文集『生活詩集』(1973年)、『生き残り運動』(1975年)などもあります。

【注】一条が手掛けた文集は、主宰者のみならず同人の多くも既に亡くなっており、散逸の危機にあります。そのため、一条の友人・黒田大介(盛岡市在住)が個人的に収集、保存、復刻を進めています。
今後、執筆者の著作権関係について了承が得られた文集については、WANミニコミ図書館にアップさせていただきたいと思っております。
文集の問い合わせは、黒田までお寄せください。
携 帯:090-2883-9043
メール:yukapyon@estate.ocn.ne.jp

※原資料の紙の劣化等により一部読みにくい個所があります。ご了承ください。
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創立年月日: 1967-12-31
カテゴリー: 女性問題・フェミニズム / 仕事・労働 / 家族 / 地域 / くらし・環境 / 貧困 / 経済・産業
  • 生活詩集