2月8日に東京で記者会見でがありました。
これはおかしい！ヤバい！なんかしたいんだけど、やらない？　というつぶやきから、次々と輪が広がり、集まった中心メンバーのおかげで一気に広がった署名活動でした。多くの方の賛同の声が集まり、オンライン署名は7万６千以上集まりました。
youtube配信会見での中心メンバーの言葉から、あきらめないで声を上げることの大切さに勇気づけられます。

◯署名はこちらから👉https://bit.ly/3QLsMUc


◯「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」のメンバーを中心に、２月８日与野党代表・代理への署名渡しとメディア向けの声明発表、記者会見を行いました。Youtubeでご覧いただけます。
＜Youtube視聴URL＞
https://www.youtube.com/watch?v=HCWiDikfbsM&t=2341s
記者会見の新聞記事↓
毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20230209/ddl/k13/040/008000c
朝日新聞デジタルhttps://digital.asahi.com/articles/ASR285SQZR28UTIL00F.html
NHKnewsweb記事　防衛費増額の撤回求め 学者など約7万人分の署名 各政党に提出
9日大阪での記者会見記事
東京新聞Tokyowebhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/230279?rct=national

◯「異次元の軍拡が生活を壊す」みんなが暮らしに困っているのに何が異次元の防衛費だ！【The Burning Issues vol.35】20230120デモクラタイムス動画https://youtu.be/gNtnedjct0Q

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【声明文】

　岸田政権は、５年で43兆円、GDP比２％という防衛費の増額を打ち出しました。しかし、防衛費は、その詳細が明らかにされておらず、どう捻出するかも決まっていません。むしろ、この軍拡は周辺諸国の緊張を高めました。これが、私たちの国のためになるのでしょうか。

　政府がこれまで掲げてきた、少子化対策や労働者の賃上げ、女性や1人親家庭、非正規労働者、性的マイノリティ、子どもなど、社会的弱者のための公的支援の政策が、マイナスの影響を受けるのは明らかです。

　政府の全世代型社会保障構築会議は昨年末、改革の方向を示しましたが、働く女性の過半数を占める非正規労働者、子育て支援のための財源論は先送りされました。現状の日本の教育への公的支出は先進国で最低レベルです。大学までの教育無償化や給食費無償化は、３兆円でできると言われながらも先送りされました。これでは物価高の中、子育て世帯の負担は重くのしかかるばかりで、この国の喫緊の課題である少子化が防げません。

　ところが、自民党税制調査会は、こうした課題に真剣に取り組まず、軍事費増額については、法人税、所得税、たばこ税の3税を増税して財源の一部にあてることを大筋合意しました。

　子どもや女性、少子化対策をなおざりにした軍拡は、この国を衰退させ、諸外国に敵を作るだけです。軍拡の前にもっと外交努力を積み重ね、平和を模索してください。

　今こそ、軍事に進む政治から脱し、生活と平和を守る「女性」目線の政治が必要です。軍需産業の育成でなく、平和のための産業や技術、人材に投資してください。女性が安心して生活し、働ける環境なしでは、男性も子どもも貧困化します。

　戦後の安全保障原則の大転換が、国会審議も、総選挙や国民投票もなく、特に女性や社会的弱者の声を聞くこともなく進められています。私たちはこの歯止めのなき軍拡の決定を認めません。

　私たちは、岸田文雄首相、政府・与党、野党各党の代表、連合代表に対し、

　１、軍事費GDP比２％を撤回すること

　２、歯止めなき軍拡を押し進めることをやめ、そして女性や子ども、若者や社会的弱者の目線に立った政策を進めること

　この２点を行うことを強く求めます。　　　

平和を求め軍拡を許さない女たちの会

竹信三恵子　ジャーナリスト、和光大学名誉教授
杉浦ひとみ　弁護士
上野千鶴子　ＷＡＮ理事長　東京大名誉教授
前田佳子　日本女医会会長
田中優子　法政大前総長
奥谷禮子　ザ・アール創業者伊藤和子
伊藤和子ヒューマンライツナウ副理事長　弁護士
和田静香　ライター
菱山南帆子　市民運動活動家
福田和香子　アクティビスト
浜矩子　経済学者
東村アキコ　漫画家

賛同人、賛同団体は署名ページhttps://bit.ly/3QLsMUcをご覧ください。