2023年3月23日(木)、控訴審の第1回公判が名古屋高裁金沢支部で行われました。
「性暴力のない社会」をめざす会からは8人のメンバーが現地に向かい、公判を傍聴しました。現地に赴くことが叶わなかったメンバーも含めて、正当な判決と被害者の明るい未来を願い、控訴審の行く末を見守っています。
公判の様子は多くのメディアによって報じられました。控訴審が始まって以来、日を追うごとに注目を集めています。
性犯罪に関する法改正について、罪名を「不同意性交罪」とする改正案が閣議決定されました。改正案では被害者が恐怖でフリーズ状態となるような場合も罪が成立するよう定めています。性犯罪被害者特有の心理と言動の知見を汲んだ改正案の基準であれば、控訴棄却の判断はなされないはずです。
性犯罪に対する厳罰化の機運が高まる中、判決が社会に与える影響を踏まえ、性暴力を振るう側に有利な審理とならないよう強く求めます。
第2回公判は5月23日(火)に行われる予定です。
私たちは最後まで諦めずに、1筆でも多くの署名をいただけるよう声をあげていきたいと思っております。改めまして、署名活動へのご協力をお願い申し上げます。
↓オンライン署名はこちら
https://chng.it/6xfyG5QPgh
「性暴力のない社会」をめざす会では正当な判決が下されるよう、引き続き働きかけを行ってまいります。
【公式HP】https://no-seibouryoku.com/
2023.05.05 Fri
カテゴリー:終了 / 行動のよびかけ / 集会・イベントレポート
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / DV / 裁判