『メディアをつくる~「小さな声」を伝えるために』白石草
2012.04.02 Mon
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「なぜ日本のメディアは、市民の味方じゃないんだろう?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか。福島原発事故の後も、日本のマスコミは十分な情報を伝えず、多くの人が避けられたはずの被曝をしました。
この本は、非営利の独立メディアOurPlanetTVを運営している著者が、かつて働いていたテレビ局で感じた様々な矛盾を告白。
多様性や公共性をないがしろにしている日本のメディアの現状を明らかにしたものです。
同時に、海外で定着している「パブリックアクセス」や「コミュニケーションの権利」などの歴史にも言及し、
世界では、市民が自由に放送できるテレビチャンネルを持っているのが当たり前という現状を報告。日本のメディア制度の特殊性を浮き彫りにしています。
「メディアをうらむな、メディアをつくれ」
社会をよりよく変えて行くためには、日本のメディア政策そのものを変えることが大事。
そして、市民一人ひとり「当事者」が記録者となり、発信者となることが大事。
オヤジに独占されている「ジャーナリズム界」に切り込んだつもりです。(著者 白石草)
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