2012.05.22 Tue
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.ドイツ本国ではちょっと変わった“艶笑詩人”として知られる、女流詩人ユーリエ・シュラーダー(1882‐1939)。
本書はその小伝です。生前は一冊の詩集も刊行されなかったシロウト詩人なのですが、生涯で残した詩は2000余となかなかの多作ぶり。
注目すべきはそのどれもが当時の世相に反しあまりに性的なこと、そして不思議にもその“あけすけさ”、どうやら本人の予期したものではなかったらしい(!)ということです。
おりしも時は世紀末ヨーロッパ。ウィーンではフロイトが『夢判断』を出版し「エロ学者」として嘲笑されていた時代のことでした。
はたして、ユーリエは、無意識の時代をその詩人としての感受性をもって、自覚なくも体現してしまったということなのでしょうか?
答えはぜひ本書でご確認ください。
ある女流詩人の生涯を通じて、世紀末~20世紀初頭にかけてのドイツ/オーストリア社会の様相をも斜めから剔出し、再考を迫る、名手・池内紀の新境地です。
(編集者 佐藤洋輔)
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