
サンパギータとは、フィリピンの国花であるジャスミンのこと。
本書では神戸でしなやかに生きるフィリピン女性たちのことを、この花の名で呼んでいます。
日本人夫の借金、浮気、DV。日本社会の差別や偏見。
フィリピン家族の貧困、フィリピン家族から期待される仕送り問題など、さまざまな苦難を抱えながら、もがき、乗り越えてきたサンパギータたち5名の生の声を取り上げました。
言語的な問題もあり、なかなか表立って発表されることのない在日外国人の生の声。なかでも数十年にわたり日本で暮らしているフィリピン女性たちの貴重な声を、神戸でアジア女性の支援活動をおこなっている著者がていねいに聞き取り、文章に残しました。
女性とは、家族とは、差別や偏見とは、そして希望とは。
時間をかけて自らの人生に折り合いをつけ、日本で働き、居場所をみつけたサンパギータたちの視点や考え方は、同じ境遇のフィリピン女性にはもちろんのことながら、日本人であるわたしたちにも新たな女性の生き方を示してくれます。
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◆書誌データ
書名 :そうしてサンパギータは神戸にいる
著者 :奈良 雅美
頁数 :200頁
刊行日:2025/01/17
出版社:金木犀舎
定価 :1,760円(税込)
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