学術環境研究会では、学業に向けて再出発したい女性を励まし励まされる場作りの一環として、さらに大学以外の学術環境の可能性や重要性を探るために、女性向け懸賞エッセイを募集します。

 各自が「自分の学術環境」や「自分のアカデミックシェルター」を築いていくための一助として、この機会を活用していただければと思います。

ウェブサイト:
https://sites.google.com/view/academic-environment/-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E5%8B%9F%E9%9B%86?authuser=8


応募資格(以下の項目すべてに該当する方)

・大学その他の研究機関でフルタイム雇用相当の研究ポジション(学振特別研究員を含む)や奨学金を得ていない方。

・セクハラを含む性暴力や、(元)家族・(元)恋人のDVにより、学業継続に困難を抱えている(抱えていた)女性 ※「女性」は自認によります。


募集内容

・「困難の中で学業・研究に向かう工夫や気持ち」をテーマとするエッセイ(1000字以内)を若干数、募集します。賞金は1名につき1万円です。

・所定の書式を用い、メールに添付して応募してください。[書式は、こちらからワードファイルをダウンロードして使用]

・エッセイの形式は、散文、小論、問いません。ただし、書く側と読む側の学業が促進されるような、勉学・研究の具体的工夫や気持ちのあり方をテーマとしますので、過度に攻撃的な内容は避けてください。

・個人が特定されないような内容にしてください。

※該当作相当であっても、個人情報保護上ないしコンプライアンス上の懸念がある場合、運営から連絡させて頂き、部分的編集を相談した上で、該当作とすることはあります。過敏になる必要はありませんが、執筆段階でご留意ください。


応募締切 2025年12月20日


エッセイの公開

・該当作は、アカ研のウェブサイトで公開します。ただし、公開不可を選ぶこともできます。

・公開不可の場合であっても、本研究会内部で読まれたり知られても構わないと思える範囲で記載してください。


 個人情報について

 実名・職業や所属は、メールのやり取りをする企画責任者と本企画に関わる数名だけが拝見します。明示的な同意がない限り、外部者はもちろんのこと他の研究会参加者にも共有しません。


著作権

 執筆者に帰属します。後から投稿を取り下げたい場合や公開後に消したい場合は、連絡してもらえたら削除します。


プロセス ※やり取りは基本的にすべてメールで行います。

1.メール本文に実名・職業(大学に非常勤等で所属する方は所属大学名)・電話番号を記入し、所定のワード書式を添付してthoughts.on.academia2021@gmail.com宛に送ってください。3日以内に受領確認のメール返信をします。(〆切は延長の可能性あり)

2.該当者にのみメールにて結果通知したのち、ウェブサイトに結果通知の旨を掲載します(12月下旬~1月上旬。あくまで予定です)

3.該当者に企画担当者個人から振り込みます。

4.該当作をホームページに掲載(任意)



メッセージ

 基本的に、困難にある女性を励ましたいという趣旨がありますので、応募者の方のためになるように、柔軟に対応したいと思います。ですので、厳密には応募資格から外れる人も、「趣旨に合致する」とお思いになったら、問い合わせください。(たとえば、大学でフルタイム雇用にある立場で、ハラスメントによる退職に迫られているといった状況の方は、応募して頂きたいと思います)

 他方で、万が一なりすましの応募をする人がいた場合、詐欺として厳格に対応します。

 賞金の原資については、「資金の透明性と経済的権力濫用の防止に向けての取り組み」をご覧ください。


最後にお願い

 本企画は、ボランティアで行っています。企画は誠実に運営しますが、多くの要求に応えるのは難しく、不十分な点がありましたら、他に仕事や研究を行っている有志による活動である点をご理解いただければ幸いです。

 問い合わせ先 thoughts.on.academia2021@gmail.com