
2022年に京都で初演、その後2023年に東京・福岡で公演された「ミモザウェイズ」が京都に帰ってきました。前回に続き、WANは後援団体に名を連ねています。
前回までの公演を見ていなかった私は、「日本の女性史100年を伝えるコメディ演劇」という触れ込みからどんな舞台が生まれるのかについて、ほぼ予備知識のない状態で観劇に臨みました。
結果、4代にわたる3家族の女性たちを演じ分けるキャスト3人と狂言回しかつ交通整理の役割を担うナレーター、4人のぴったり息のあった掛け合いに引き込まれ、スクリーンに映し出される、それぞれの時代の女性達の写真に思いを馳せ、「こう来たか〜」と意表をつく演出の連続に笑ったり、涙ぐんだり、しんみりしたり、気持ちが大忙しの100分を過ごすことになりました。
日本とフランスの女性の出会いから始まり、約70人の方へのインタビューをもとに制作されたというこの舞台作品には、時代の制約を受けつつも、そのときどきの思いを言葉にし、ときに行動に移した女性たちの多様な声が織りこまれています。そのすべてに共感する人もいれば、そうではない人もいるでしょう。
でも、女性たちが集い、その思いを活字にした「青鞜」のような媒体をきっかけに、直接言葉を交わし、それぞれの経験に向き合う場があることの重要性がメッセージとして伝わってくるような気がしました。










