2026年2月2日より、緊急避妊薬の薬局販売が始まりました。

18万筆以上集めた署名を立ち上げた、『緊急避妊薬を薬局でプロジェクト』の共同代表の染矢明日香さん、福田和子さんからのご報告と署名へのお礼が届きました。 アフターピル(緊急避妊薬)を必要とするすべての女性に届けたい!より転載します。

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026/02/02
いつもあたたかいご支援をありがとうございます。
緊急避妊薬のアクセス改善を求める署名キャンペーンにご賛同くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
本日より、緊急避妊薬が処方箋なしに、薬局で購入できる制度が日本でもスタートします。
長年にわたり、多くの当事者や市民、医療者の声が積み重ねられてきた中で、皆さまからお寄せいただいた18万筆を超える署名と応援の声が、制度を前に進める大きな力となりました。本当にありがとうございました。
緊急避妊薬の薬局販売承認までの経緯や課題を、緊急避妊薬を薬局でプロジェクト共同代表の染矢、福田よりそれぞれ記事も執筆していますので、ご覧いただけますと幸いです。

緊急避妊薬 薬局販売へ──市民の声が動かした一歩と残る課題(Yahoo!ニュース 染矢明日香)

大学生のときの衝撃から10年。「緊急避妊薬を薬局で買える」実現までの長すぎた道のり(FRaU web 福田和子)

北海道は札幌で買えない…!?「緊急避妊薬を薬局で買える」実現後も山積みの「問題点」(FRaU web 福田和子)

今回始まった薬局販売では、
・研修を受けた薬剤師が在籍する薬局でのみ販売されること
・薬剤師の説明を受けたうえで、面前で服用すること(購入できるのは本人のみで代理での購入や、予め買っておくことなどは不可)
・年齢制限や保護者同意は設けられていないこと
などの条件が付されています。

販売可能な店舗は、厚労省のサイト、また第一三共ヘルスケア「ノルレボ」のブランドサイトでも確認可能です。

一方で、販売価格は約7,500円と高額であること、取り扱い薬局数に地域差があること、国際的な基準にはない「面前服用」が義務付けられていることなど、実際のアクセスという点では、まだ多くの課題が残されています。

今回の薬局販売はゴールではなく、スタートです。
必要なときに、誰もが安心して、ためらうことなく緊急避妊薬にアクセスできる環境を実現するためには、価格の引き下げや公的補助、薬局数の拡大、そして制度の見直しが引き続き必要です。

これまで声を上げ、ともに歩んでくださった皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。また、このような販売開始や課題についても、多くの方に届けるためにシェアいただけますと大変心強く思います。

今後も、当事者の声と科学的根拠に基づき、よりよい制度の実現に向けて取り組んでまいります。引き続き見守り、支えていただけましたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。