女の本屋

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林香里・谷岡理香編 『テレビ報道職のワーク・ライフ・アンバランス 13局男女30人の聞き取り調査から』

2014.01.19 Sun

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.多くの学生にとって、テレビ局はあこがれの就職先。最近では女性も多く採用されています。

しかし、何十倍もの倍率をくぐり抜けて見事採用されて入社してみると、夜も昼もない過酷な労働が待ち受けています。

また、仕事柄、子育てや介護などのケアワークと両立させることが困難な職場としても知られてきました。

本書は、華やかなテレビ画面の裏で、いま、どのような人がどんな働き方をしているのか、職業としての報道/ジャーナリズムをどう考えているのか、どんな人生設計を立てている/きたのかなどを、現場で働く50代管理職男女と30代の若手男女へのインタビューをもとに、明らかにします。

メディアに興味のある方、とくにメディア志望の学生さん、彼女たちを指導される教員の方にお勧めしたいです。また、本書の筆者15人ほとんどが、メディア企業で働いた経験をもつ研究者たちです。現実を知る者たちだからこそ引き出すことができた声に耳を傾けてみてくだされば幸いです。(共編者 林香里)








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タグ: / ジャーナリズム / ワーク・ライフ・バランス / マスコミ / 林香里