2012.12.29 Sat
シリア国内の避難民支援のお願い 赤司千恵
この度は、内戦状態にあるシリアの被災者支援への寄付のお願いをさせていただきます。
長文となりますが、WANをご覧の皆さんにも是非ご一読いただけますようお願いいたします。
シリアの周辺国には、数十万人のシリア人が難民となって暮らしており、その大半が女性と子供です。
また、シリア国内にも、家もなく、燃料や食糧も不足する中、モスクや屋外で避難生活を強いられる人が多数います。
現在、日本国際民間協力会(NICCO)という団体が、シリアの市民社会組織と協力し、シリア国内への支援を計画しており、そのための寄付金を募っています。
政府からも多額の支援金が拠出されますが、それは国外に逃れた難民への支援が中心となる模様です。
募金は1000円から、NICCOの以下のページより、インターネット上でも寄付できます。
遠く日本の人々がシリアの情勢に関心を持っているということを知るだけでも、シリアの人たちは力づけられるのではないかと思いますので、是非ご協力をお願いできますでしょうか。
あるいは、ホームページだけでも見ていただけると嬉しいです。
NICCOのシリア難民支援への寄付↓
http://www.kyoto-nicco.org/project/support/presentation/syria001.html
以下、NICCOのシリア国内支援の趣旨の一部です。
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NICCOは、シリアの隣国ヨルダンに、難民となって逃れて来たシリア人に対して、11月より越冬支援のための防寒具等の支援を開始していますが、もっと困窮しているのは、国境を越えることが出来ず、シリア国内に留まって学校、モスク等の避難所や、屋外での避難生活を余儀なくされている方々です。
そこでNICCOはシリア国内の市民社会組織と協力して、シリア国内の被災者、特に子どもに対して、12月より食糧や防寒具等の物資を届けるため、募金を開始しました。お預かりした募金は、NICCO設立以来の支援方針である、特定の政治、宗教、人種的立場に一切関与しない、徹底した人道主義に基づいて、被災者のもとにお届けします。
平和の内に2013年を迎える日本から、内戦の中で、世界から見捨てられた気持ちで冬を迎えようとしているシリアの子ども達のために。額の多少に関わらず、皆様のご寄付によって日本から届く支援は、シリアの人々の心を、きっと勇気づけることになります。
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タグ:女性に対する暴力