2010.05.09 Sun
昨年2009年のニューヨーク国連本部での女性差別撤廃委員会での審議では、日本での女性差別の現状に対して、厳しい勧告(総括所見)が出されました。その中で、刑法堕胎罪の撤廃が勧告されています。
『委員会は、女性と健康に関する委員会の一般勧告第24号や、「北京宣言及び行動綱領」に沿って、人工妊娠中絶をする女性に罰則を科す規定を削除し、できる限り人工妊娠中絶を犯罪とする刑法を改正するよう締約国に勧告する。』 国連は人工妊娠中絶についてはさまざまな考え方があることに留意しながらも、中絶を処罰する堕胎罪の規定が女性差別として問題があり、改正(撤廃)が必要であるとの明確な勧告を発表しました。
新政権が女性差別をなくすため、この堕胎罪撤廃も含めた、すべての国連の勧告を早期に実現することを期待しつつ、私たち一人ひとりの声を政府に、国会に届ける必要性を感じ、堕胎罪撤廃署名100万人キャンペーンを開始しました。●堕胎罪署名用紙はコピーしても使えますが、連絡くだされば必要部数をお届けします。
集約・連絡先「すぺーすアライズ」
allies@crux.ocn.ne.jp または FAX 047-320-3553
インターネットからも署名できます。こちらもぜひ、ご紹介ください。(匿名署名はできません)
http://www.shomei.tv/project-1442.html
●日本の堕胎罪については、海外からも注目が集まり始めています。
日本語は苦手だが、英語でのコミュニケーションができるという方には、
英文での署名ページを御紹介いただければありがたいです。
www.petitiononline.com/Allies12/petition.html
●どうぞ ご協力よろしくお願いします。 転送歓迎。データでもお届けできます。
今後も継続し、5月末 7月末 に集約する予定です。
※なお、署名の説明文についてはさまざまな方からコメントをいただいております。もっとラディカルに女性たちに必要な改正をもっと貪欲に要求すべきという意見から、人工妊娠中絶の是非の観点から躊躇をお感じになる意見まで、さまざまですが、今回の堕胎罪撤廃署名は、最大公約数的な要素で作成しましたので、そのような趣旨で説明をお読みいただければ幸いです。
すでに数千人の署名をいただきました。御署名いただいたみなさまありがとうございました。さらに署名を集めたいと思っています。よろしく御協力ください。
カテゴリー:すぺーすアライズ