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[11/22]上映会:核燃料再処理施設についてのドキュメント「夏休みの宿題は終わらない」 中塚圭子

2012.11.20 Tue

ドキュメンタリー映画 ”夏休みの宿題は終わらない” が、明治大学大学院のプログラムで上映されます。
この映画は、フランスとイギリスの核燃料再処理施設の周辺に住む人々に、再処理施設とともに生活する実態について問いかけた1989年の制作です。制作者の倉岡さんが「六カ所村」を1985年に制作した後に制作されたものですが、今、観てもも最近のものと錯覚するほど、少しも古びていません。
ヨーロッパでも、貧しい地域が再処理施設に選ばれ買収され、地域の人たちの絆を断ち切っていく、その惨さをそこに生きる人たちの姿(暗いばかりじゃない、喜怒哀楽のまんなの日常)を追いながら映しだしています。
原発問題は今、始まったばかりではなく、20年前から今に至っていることが分かります。
映画としても秀逸の作品です。
急な案内ですが、
上映日時
 11月22日(木曜日)の午後:14:40~17:50。連休の前日です。
 入場料はありませんが、学生以外の、外部の人は、お電話一本入れていただかないといけません。
 03-5300-1544 (明大:教養デザイン研究科)
以下、倉岡さんからのメッセージです。
 「ご都合がつきましたら、ぜひご高覧いただければ、まことに幸いです。
脱原発の動きは不確定要素だらけ、核燃料サイクルは結局、継続の様子です。9月に下北半島駆け足で一回りして来ましたが、地元は、大間原発建設再開、再処理工場継続等々で、一歩も引かぬ構え、脱原発実現は、まことに前途多難とみました。
 私に出来る事は限られており、微力そのものですが、子供達の未来が閉ざされることのないように、奔走しております。」
 上映の詳細は以下をご覧下さい。

タグ:脱原発 / 原発 / 放射能汚染 / 中塚圭子