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セジウィックの訃報 荻野 美穂
2009.05.29 Fri
すでにご存じの方もおられるかもしれませんが、『クローゼットの認識論』や『男同士の絆』などの著作で日本でも知られているアメリカのクイア理論家、イヴ・コゾフスキー・セジウィックが4月12日に亡くなりました。まだ58歳でした。私はつい先日、以下の『ニューヨーカー』のサイトでそのことを知り、びっくりしました。http://www.newyorker.com/online/blogs/books/2009/04/eve-kosofsky-sedgiwick.html
1991年に乳ガンと診断されて以来、治療を続けていたようで、自分の乳ガン体験を「脱構築」的に語った ”Breast Cancer: An Adventure in Applied Deconstruction”(乳ガン:応用的脱構築の冒険)という文章が、次の本に収録されています。
Janet Price & Margrit Shildrick, eds., Feminist Theory and the Body: A Reader, Edinburgh University Press, 1999.
また、彼女が2000年に来日した時にお茶の水女子大学で行った講演 ”Thinking through Queer Theory” (「クイア理論をとおして考える」) を、以下のところで読むことができます。
英語:お茶の水女子大学『ジェンダー研究』4号、2001年
日本語:『現代思想』2000年12月号、竹村和子・大橋洋一訳
私の好きなもう一人のフェミニスト研究者、アイリス・マリオン・ヤングも、調べていたら実は2006年に57歳の若さでガンで亡くなっていたことがわかり、いささかショックが続いた4月でした。
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