原発ゼロの道 エッセイ

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[WAN的脱原発](6)男性原理→女性原理へ 未来を生み出せ!GIRLY POWER! 増山麗奈

2011.07.06 Wed

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 【萌え】:現代ではロリコンや二次コンを語るキーワードになっているが、元の語源は草木が伸びていく様子のこと。 ちいさな命のカワイイちゃんを、大事に愛でる心。 2011年3月11日、東日本大震災の後、世界は全く変わってしまった。 露呈されたのはプライドや権力に固執する政府や電力会社、天下り保安院、メディアのおっさんたちのダメダメな隠蔽体質だった。 同時に人々の間には草の根のようなあたたかい輪が生まれつつある。 「西洋男性のように一番になる!!」ことを唯一の目標としてきた時代は終わった。

これから復興して作るのはマッチョにみえたけど脆弱な原子炉なんかじゃない。 生き残った私たちは 今ここから したたかで美しく たくましくて優しい植物のようなガーリーな社会を、デザインし直しちゃいましょう。 内なる声に耳をすませて  見栄みえより心地やすさが重要  身近ないのちを育み、尊重する  メディアに流されず自分の目と心でよく見る 限られた家計(地球資源)を節約して活用する  自然の恵みに感謝する 無駄な命は殺さない 毎日ちいさなことに幸せを感じる  生産性の無い男とはキッパリ別れる  この世の中が放射もうまみれだってことは百も承知  プライオリティはいのち 大きなブルドーザーでかき消されていた、小さな声が集まったら、さやさや、にょきにょき、生物多様性のような演奏はすでに始まっていた。  偏屈なフェミニズムは嫌い。男も女の動物も植物もすくすくかわいく過ごしていきたい!  男たちよ!君たちもそのちっとも可愛くない20世紀の男権的な価値観とちっちゃなプライドを捨てて、ガーリーなビタミンを摂取し、人生をエンジョイしちゃいましょう! アート、アニメ、カルチャー、ファッション、農業、知的障害者の施設、など独自の視点で、ガーリーでパワフルな活動をしているスペシャリスト達の声を集めてきました。こんな時代、だけど、だからこそ。楽しくカワイクしたたかに、生きていくコツを身につけるべく、増山麗奈と一緒に「ガーリー学」を受講しましょう。 初出:増山麗奈『男性原理→女性原理へ 未来を生み出せ! GIRLY POWER!』鹿砦社、2011年








カテゴリー:脱原発に向けた動き / 震災

タグ:脱原発 / 原発 / 増山麗奈