上野研究室

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日本人は何を考えてきたのか「第12回 女たちは解放をめざす ~平塚らいてうと市川房枝~」(NHK・Eテレ)

2013.01.21 Mon

【 昭和編 戦争の時代を生きる】
第12回 女たちは解放をめざす 〜平塚らいてうと市川房枝

元始、女性は太陽であった」。雑誌「青鞜」で高らかに女権を宣言した平塚らいてう。彼女と共に、新婦人協会を設立し、婦人参政権の獲得を目指した市川房枝。二人は戦争に向かう時代の激流に否応なく飲み込まれていく。「母性主義」を掲げた平塚は国家による母子の保護を主張、市川は選挙粛正運動を進め太平洋戦争の総動員体制に協力していく。
敗戦後、最初の総選挙で女性に参政権が認められるが、市川は公職追放された。その後、追放解除となった市川は参議院議員として活躍。平塚と市川は手を携えて、再軍備反対と平和を訴えていった。
番組では、祖母が平塚らいてうの「青鞜」に影響を受けたという法政大学教授の田中優子さんが、ゆかりの人々を訪ね、女性解放運動の歩みをたどっていく。

【出演】田中優子(法政大学教授)、上野千鶴子(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)、伊東敏恵アナウンサー

*詳細はこちらをご覧ください。

http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0127.html

カテゴリー:ブログ / ちづこの手帖