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【展覧会】日本人は歴史とどう向き合ってきたか(~2011年11月14日・中国

2011.08.16 Tue

展覧会名称:「日本人は歴史とどう向き合ってきたか~第二次大戦期の日本軍の女性に対する犯罪パネル展~」
(中国での名称「日本人民的反思~二戦時期日軍対婦女的犯罪図片展」)

                                                 

■開催場所:中国・北京市盧溝橋 中国人民抗日戦争紀念館の臨時展示場(観衆服務区)
       北京市豊台盧溝橋城内街101号(TEL010-83891485 URL:www.1937china.org.cn

                                            
■開催期間:2011年8月14日 ~ 11月14日
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日
※見学は無料

                                             

■主催:日本軍性暴力パネル展実行委員会/中国人民抗日戦争紀念館(北京)
 共催:日中協会(日本)/中国日本友好協会(中国)

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これまでの経緯と概要
1990年代から日本軍の「慰安婦」・戦時性暴力被害者がアジア各国から名乗り出て、日本政府を相手に
損害賠償請求裁判を起こしたが、事実認定はされたものの、10件の全てで敗訴が確定した。

中国人女性の裁判を支援してきた日本の市民団体は敗訴後も、被害女性の被害実態と苦難の人生、
そして勇気ある闘いを中国の人々にも広く伝えたいと願い、パネル展を企画。
2009年11月からは山西省武郷の八路軍紀念館で開催され、次いで首都・北京で国内外の人々にさらに広く伝えたい
という願いが、この夏、盧溝橋の中国人民抗日戦争紀念館(年間来館者 約40万人)で実現した。

パネル展示は、3つのコーナーにわかれている。
①アジア全域における日本軍『慰安婦』制度と10ヵ国の被害女性の現状
② 中国で発生した日本軍の性暴力と被害女性の闘い(山西省、南京、海南島を中心に)
③ 中国、日本、そして国際社会は日本軍の性暴力犯罪にどう対応してきたか

パネル原稿は、wamの「中国展」「女性国際戦犯法廷展」「中学生展」などのパネルデータを基礎として、
実行委員会が制作し、最終的なレイアウトと編成・校訂は、実行委員会の協力のもとに抗日戦争紀念館が行なった。
104枚のパネルに500点以上の図版を使い、どの世代にも理解しやすいように工夫されている。
これらの展示は、中国のメディアや日中の近現代史の研究家たちからも注目されている。

                                         

■日本軍性暴力パネル展実行委員会
この実行委員会は、山西省・明らかにする会(山西省における日本軍性暴力の実態を明らかにし、大娘たちとともに歩む会)、
ハイナンNET(中国海南島戦時性暴力被害者への謝罪と賠償を求めるネットワーク)、
松岡環(南京大虐殺60カ年大阪実行委員会)、大森典子(中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟弁護士)で構成されている。
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)は協力団体。

                                                

■今後の展開
現在、陝西省西安の陝西師範大学婦女文化博物館で同じような内容の性暴力パネル展の開催(10月15日~12月14日)を準備中。
今後も各地の紀念館・博物館や大学などで、現地の条件に即したさまざまな形での展開を目指していく。

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(miro)

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