基調講演:鈴木裕子さん「歴史家山川菊栄の今日的意義」

シンポジウム  発題者:関口すみ子さん、マリオン・ソシエさん、加納実紀代さん   司会:有賀夏紀さん

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「このシンポジウムの記録集『山川菊栄が描いた歴史』の記録集が2016年1月に刊行されました。このビデオには収録されていない質疑応答部分も収録し、当日の発言中の数字の記憶違いも修正されています。
ご関心のある方は、活字版記録集を山川菊栄記念会(www.yamakawakikue.com/)まで、ご注文下さい。

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山川菊栄生誕125周年記念シンポジウム「「山川菊栄が描いた歴史」

趣旨
草創期の日本のフェミニズム思想と運動をつねにリードした山川菊栄には、歴史家としての側面がある。
生活に根ざし、社会的弱者の視点に立った、山川の歴史叙述を読み直すことを通じて、一つの国や民族を超える歴史を探りたい。

日時:11月3日(火・祝日)13:30‐16:30
会場:YMCAアジア青少年センター 9階ホール
主催:山川菊栄記念会 


1.基調講演
◆鈴木裕子(山川菊栄記念会、早稲田大学ジェンダー研究所招聘研究員、女性史)
「歴史家山川菊栄の今日的意義」

2.シンポジウム 
発題者:
◆関口すみ子(法政大学法学部教授、思想史・ジェンダー史)
「自己史を通して時代を証言する-『おんな二代の記』を中心に」

◆マリオン・ソシエ(フランス国立東洋言語文化大学日本学研究センター プロフェッソルアグレジェ、思想史)
「幕末明治時代の女性像―福沢諭吉の『日本婦人論』から山川菊栄まで」

◆加納実紀代(山川菊栄記念会、元敬和学園大学特任教授、女性史・ジェンダー史) 
「戦時下農村から近代日本を透視する­-『わが住む村』を中心に」

司会:有賀夏紀(山川菊栄記念会、埼玉大学名誉教授、アメリカ史・ジェンダー史)

主催:山川菊栄記念会 
URL http://www.yamakawakikue.com/